健康回復・増進効果を秘めた旅行「ヘルスツーリズム」とは?

夏休みシーズンもとうとう終わりを迎えてしまいました。しかし9月下旬にはシルバーウィークが存在するので、今から楽しみにしている人も多いのでは。そこで今回は、連休中にピッタリな旅行「ヘルスツーリズム」をチェックしてみましょう。
健康志向の旅行「ヘルスツーリズム」とは?
「ヘルスツーリズム」とは、日常生活から離れた場所で健康回復・増進を図る旅行を指します。今年8月放送の「ZIP!」(日本テレビ系)では、ヘルスツーリズムを実施しているホテルが紹介されました。
番組が最初にクローズアップしたのは、山梨県にある「保健農園ホテル フフ山梨」。富士山が一望できる山頂に建った同ホテルでは、早朝から「ヨガ・座禅体験」や「野菜の収穫体験」といったプログラムにトライできます。
他には、大自然の中にあるロケーションを活かした「森林セラピー」も体験可能。視聴者からは「毎日の疲れが一瞬で吹き飛びそう!」「健康に視点を向けた旅行って面白そうだね」など、反響の声が上がっていました。
続いて、長野県の「八寿恵荘」をピックアップ。北アルプスの山々に囲まれたホテルで、ドア・床・フロントなど建物のあらゆる素材が木で作られています。同ホテルはお風呂のお湯にかなり“こだわり”を持っており、自家栽培している「ジャーマンカモミール」のエキスがお湯の中にたっぷり入っているそう。ジャーマンカモミールは胃腸の調子を整えたり不眠解消の効果があるので、リフレッシュに最適ですね。
宿泊中はスマホやテレビといった“デジタル社会”のアイテムから遠ざかって生活してみるのもおススメです。ヘルスツーリズムは様々なホテルで実施されているので、気になった人はチェックしてみては?
「ヘルスツーリズム」に秘められた経済効果

大きな話題となっているヘルスツーリズムですが、日本には古来より似たタイプの旅行が存在します。JTBグループが運営する「ヘルスツーリズム研究所」の公式サイトによると、奈良時代には既に「湯治」という概念が生まれていたそう。
温泉にのんびり浸かって体を回復させる湯治は、ヘルスツーリズムの原型とも呼べますね。湯治は長い年月をかけて日本中に浸透し、江戸時代中期から大衆化していきました。湯治で訪れた旅行客を対象として観光産業が発達化したように、ヘルスツーリズムにも多数の経済効果が秘められています。
経済産業省は、国民の健康増進による「医療費削減」「新たな市場創出」「雇用の拡大」といった要素が生まれることに注目。「健康寿命延伸産業」として、ヘルスツーリズム市場をさらに拡大することを目標に掲げています。日本のヘルスツーリズム産業は世界的にも注目されており、2012年時点で世界3位となる市場規模を記録するほど。
健康・経済の両面で期待を集めているヘルスツーリズム業界は、今後どのように発展していくのでしょうか。
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