ジンジャーエールでとり肉をジューシーに!? 加熱してもパサつかない秘密

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とりむね肉をしっとり仕上げる裏ワザ


牛・豚・鳥肉の中でも、低価格で家計に優しい“とりむね肉”。安く手に入り調理も簡単というメリットがありますが、火を通すと固くパサついてしまう難点もあります。そこで今回は、とりむね肉をしっとりジューシーに仕上げるコツをご紹介!

ジューシーに仕上げる秘密は「塩」と「ジンジャーエール」にあり!


9月13日放送の「得する人損する人」(日本テレビ系)で、料理芸人・サイゲン大介さんが激安とりむね肉をジューシーに焼き上げる“得ワザ”を紹介してくれました。

手順は予めとりむね肉にフォークで数箇所穴を開け、密閉できる袋を使ってとり肉・塩・ジンジャーエールをしっかりもみ込みます。あとは冷蔵庫で15分ほど置いておき、袋から取り出して軽く水気を拭き取ったら下準備は完了。

比較のため「通常のとりむね肉」と「下準備を施したとりむね肉」を同じフライパンで加熱したところ、焼き上がる前から弾力に差が。得ワザを使ったとり肉は、ぷにぷに押せるほどの弾力を保っていました。

焼いてもジューシーに仕上がる理由は、塩とジンジャーエールの炭酸が肉の繊維を壊して水分を吸収。肉が含んでいる糖がタンパク質と水分をつなぎ、保水されることでジューシーさが残るそうです。

塩とジンジャーエールを使うという意外な方法に、ネット上では「まさかこんな簡単な方法で肉が固くならずに済むなんて…」「誰でも簡単にできるっていうのも嬉しいよね!」「ジンジャーエールあったから試してみたら本当に全然違う感じ。今まで使った鶏肉を返してほしいくらいだわ」といった声が相次ぎました。

濃厚なごまだれがピッタリの「しっとり棒々鶏(バンバンジー)」


とり肉でも調理法次第で、火を通してもしっとり柔らかく仕上げることができます。そこでここからは、しっとりしたとり肉の食感が味わえるレシピをご紹介。

【関連レシピ】しっとり棒々鶏(バンバンジー)


まずは、ふんわりした身に濃厚なごまだれがピッタリの「しっとり棒々鶏(バンバンジー)」の作り方から。とり肉は縦半分に切って、さらに厚みを半分にカット。中華スープでゆでる際、熱いスープに入れると肉が一気に固くなってしまうため冷たいスープに入れて火にかけましょう。肉の表面が白くなったら火を止め、フタをして約15分ほど余熱でじんわりと火を通すのがしっとり仕上げるコツ。

スープから取り出した鶏肉は、汁けをきって手で粗く裂いておきます。きゅうりとトマトをカットしたら器にとり肉と盛り合わせ、ごまだれをかけてねぎを混ぜたら完成。ごまだれにマヨネーズを混ぜてもおいしいですよ。

野菜もたっぷり「とりむね肉のやわらか煮」


とりむね肉のやわらか煮


「とりむね肉のやわらか煮」はにんじんを一口大に切り、軸を除いたしいたけととり肉をカットしたら、とり肉に塩少々をふって片栗粉を薄くまぶします。これは片栗粉によってコーティングすることで、プルプルとした食感を残すため。

とり肉をさっと焼いて表面の色が変わったら、にんじん・しいたけを投入。油がまわったらみりん・酒・しょうゆ・だし汁を加え、ふたをして弱火で約6分煮ましょう。時々混ぜながら、にんじんが柔らかくなったらゆでた絹さやを加えて混ぜたら出来上がり。

しっとり柔らかく仕上がったとり肉の食感を、存分に味わってくださいね!

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