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葉よりカルシウム量が2倍!? 芯にも注目「キャベツ」の栄養と鮮度の保ち方
キャベツはビタミン類が豊富で、ビタミンC、K、U を一度に摂れるうれしい食材です。普段捨ててしまうことの多い、「芯」にも注目! 芯はキャベツが成長するための栄養の貯蔵庫なんです。捨てずに活用して、一玉まるごと使い切りましょう。
今回は『栄養を捨てない まるごと野菜レシピ 春』(レタスクラブMOOK)から、キャベツの栄養や選び方、長持ちさせる保存方法についてご紹介します。

包丁を使わずに葉を手でちぎってドレッシングをかけるだけでも1品できてしまう、忙しい人の味方の野菜、キャベツ。加熱すればさらに甘みが増してまた別のおいしさに魅了されます。ビタミン類が豊富なので積極的に摂りたい野菜。まるで天然のサプリメント! 特に春キャベツは甘みが増しているので野菜嫌いの子どもでも食べやすい時期です。
【鮮度がいい食材の選び方ポイント】
葉が鮮やかな緑でみずみずしく、ハリと厚みがあるものがベスト。重量感=水分量なので、一度持って重さを確かめてみて。ただし、春キャベツは葉の巻きがゆるめなので、冬キャベツと比べるとやや軽めです。
【保存方法】

キャベツは半分に切り、中の芯をくりぬきます。ペーパータオルを水で濡らして軽く絞り、芯に詰めます。
↓

ペーパータオルを水で濡らし、キャベツの断面にかぶせ、水分の蒸発を防ぎ、ビニール袋に入れて野菜室へ。
注目の栄養はこれ!
ビタミンはC、K、U と一度に複数摂取できるキャベツ。葉はもちろん、芯の栄養までしっかりチェック!
【葉】
ビタミンC、ビタミンK、キャベジン、カルシウムが豊富

ビタミンC は一番外側の葉に最も多く含まれます。粘膜や骨の健康を維持するコラーゲンを生成するのに不可欠な栄養です。骨にあるたんぱく質を活性化し、骨の形成を促すビタミンK も豊富。胃腸の調子を整えるキャベジンも含んでいます。骨や歯の健康に欠かせないカルシウムもたっぷり。
【芯】
カリウム、カルシウム、マグネシウムは葉の2倍

芯はキャベツが成長するための栄養の貯蔵庫でカリウム、カルシウム、マグネシウムは葉の2 倍あるといわれています。カリウムは細胞を囲む細胞外液のナトリウムとバランスをとりながら細胞を正常に保ち、健康を維持するのに役立っています。効率よく栄養が摂取できる芯を捨てるなんてもったいない! ぜひおいしく調理して食べて。
レタスクラブ編集部

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