ナスニンたっぷり! なすを丸ごと使って作る「なすの肉詰め揚げ」
食べた瞬間じゅわっと溢れだす出汁がたまらない「なす」。みずみずしさと甘さが口いっぱいに広がるこのおいしさは、他の野菜ではなかなか味わえません。筆者もなすの魅力に魅了されている人の1人で、スーパーで安くなっていると必ずと言っていいほど買ってしまいます。
『3分クッキング』8月号の特集は、そんななす好きならチェックせずにいられない「なすの和おかず」。そしてその中でも特に気になったのが、この「なすの肉詰め揚げ」です。
なすは油で揚げると身がとろっとして甘さが増すだけでなく、栄養面でも嬉しい効果が! 油でコーティングされるので、抗酸化作用を持つナスニンなどの成分が流出しづらくなるのです。
また、ナスニンは皮に多く含まれているので、丸ごと食べられるこの調理法はなすにぴったり! ということで、早速作って食べてみました。
◆『なすの肉詰め揚げ』

材料(4人分)
なす……8個
(片栗粉少々)
肉だね
鶏ひき肉……400g
長ねぎのみじん切り……大さじ6
おろししょうが……小さじ1
酒……大さじ3
しょうゆ……小さじ1
塩……小さじ1/2
レモン……1個
●片栗粉、油
作り方
1 ボウルに肉だねの材料を入れてよく練り混ぜ、8等分にする。
2 なすはヘタのまわりにぐるりと切り目を入れてガクを除き、下からヘタの近くまで十文字に切り込みを入れる。切り口にハケなどで片栗粉を薄くまぶして1の肉だねをはさみ、形を整える。肉だねの表面にも片栗粉を薄くまぶす。
3 鍋に油を入れて170℃に熱して2を4個入れ、弱めの中火で途中返しながら5~6分揚げる。残りも同様に揚げて器に盛り、半分に切ったレモンを添える。
片栗粉をまぶすことでなすとお肉がしっかりくっつくので、途中ではがれる心配はありません。なすの出汁と肉汁で、挟んだ片栗粉までとろっとしておいしい…! 作るのも案外簡単なので、これで栄養がしっかり摂れるならリピートしない手はないですね。今年の夏は、なすの消費が捗りそうです。
調理、文=水音(月乃雫)
『3分クッキング』8月号(KADOKAWA)より
Information
「『3分クッキング』8月号」
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ほっとする「なすの和おかず」が満載
いよいよ旬の「なす」を大特集。家庭料理界で「なす魔神」と呼ばれるほどなす好きの大庭英子先生が、とっておきの和おかずを提案。パンチのある炒めものから、しみじみおいしい煮もの、楽しい揚げものまで。夏の疲れた体に優しい、ほっとする味わいが勢ぞろいします。ほか、電子レンジで簡単にできるアイデアおかずも、ぜひお試しください、。
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