お金の管理、どうしてる?大切なのは夫婦で話し合う“時期”と“内容”【SILVA姐さんに訊く「夫婦生活モヤモヤ解消術」9】
例えばこんなことも婚前契約書に記載しています。
「2万円以上のものを購入するときには事前に協議する」
これは、私たち夫婦にとってはとても良い項目だったなと思います。人ぞれぞれ2万円の価値は違うと思うのですが、2万円の買い物が高級腕時計やカバンだとしたら、私の感覚では安いうちに入ります。でも、それが2万円のTシャツだったら…。私は2万円のTシャツは高すぎる!と思うのですが、もしこのTシャツが主人の趣味で、NIKEのデッドストックで、希少価値の高い“お宝Tシャツ”だとしたら…主人にとっては安いくらいの買い物、いや、このチャンスを逃す手はない!と2万円以上の価値を感じるはずなんです。
そういった価値観の違いも、2万円くらいからだとお互いの感覚のズレ具合や、趣味嗜好を理解しあえるきっかけになるので、「お金」の感覚というのは知って損のない、互いを理解しあうには重要なコンテンツなんだと夫婦になって感じるのです。
「離婚した場合、20歳まで子ども一人あたり月額10万円の養育費を支払うこと、離婚の原因となる行為をした場合は慰謝料100万円を払うこと…」
このようなお金に関する項目もあるのですが、これ、よく見てください。現実的に支払えそうな金額だと思いませんか?重厚感のない慰謝料、子どものために頑張れそうな養育費の設定になっています。…そうです、わざとです(笑)。
現実的に払えそうにない金額をペナルティのように約束事にしても、実感がわかないために危機感なんて湧かないというのが人の心理。むしろ、現実的な数字で約束事をするとそれがリアルな感覚で意識に残るので、そう簡単に離婚の原因になるようなことをしようと思わなくなるのが人間の性なのかもしれません。
我が家はこれまで、お互いが「離婚」につながるような言動をしたことがないので、これは効力があるんだなと実感しています。人間の心理を先にしっかり突いておく、ここがポイントでした。
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