キケンな特殊詐欺&SNS犯罪から実家の親と我が子を守るには!?【夏防犯・前編】
我が子を「SNS犯罪」から守るには、「不明なフォロワーをチェックせよ!」

犯罪者たちが、子どもとつながるツールとして悪用しているのがSNSです。
「最初はやさしいお兄さん、お姉さんのふりをしてメッセージを送り、信頼関係を築くのが手口。実際に会ったり、頼まれて裸の写真を送ってしまうケースも」(河合さん)
今やゲーム機でもSNSができる時代。
子どもたちが見知らぬ大人と知り合う機会はあちこちに……。
「ネットに疎い、面倒だからと、子どものSNSの利用状況を把握していない親が多すぎます。
SNSは便利で楽しいものだけど危険もある、ということを子どもに伝えるとともに、親も一緒に勉強していくことが大切です」(河合さん)
SNSを入り口にこんな犯罪が起こる
1▷誘拐
親身に相談に乗り、信頼関係を築いたうえで会う約束をし、そこから誘拐に発展……というケースが多発。
金品目的ではなく、相手がやさしかったから会いに行ったという子が多いそう。
2▷自撮り被害
相手に嫌われたくない、スタンプを買ってもらったなどの理由で裸の写真を送ってしまう自撮り被害。
スマホやゲーム機利用者の低年齢化により、小学生の被害が増えています。
3▷性犯罪
昨年1年間に、SNSを通じて性行為を強制されたり、児童買春の被害に遭った18歳未満の青少年は約500人。
中高生が多いものの、小学生の被害者も報告されています。中には男児の被害も。
子どもを守るお助けテク

◆◆◆相談できる環境づくり◆◆◆
いちばん怖いのは、誰にも相談できないこと。
事態の悪化を防ぐためにも、ささいなことでも必ず親に相談するという約束を子どもと交わしましょう。
子どもとはふだんからコミュニケーションを取り、相談しやすい環境づくりを意識して。
◆◆◆フィルタリング◆◆◆
フィルタリングは、有害なウェブサイトや利用させたくないアプリをブロックする機能。
スマートフォンを利用する際には、親が必ず設定を。
SNSを通じて犯罪被害に遭った子どもの9割は、フィルタリングを使用していなかったという調査結果も。
◆◆◆ルールづくり◆◆◆
SNSやゲーム機の利用について親子で話し合い、納得のうえでルールを決めましょう。
最低限のルールとして、次のことは必ず伝えて。
「ネットだけの知り合いは信用しない」「個人情報を教えない」。
ルールは子どもの成長に合わせて見直しを。
◆◆◆フォロワーチェック◆◆◆
子どもとルールを決めた上で、子どものツイートに「いいね」をつけているアカウント、インスタグラムのフォロワー、ゲーム機のフレンドリスト。
その中に、子どもの写真を大量にアップしていたり、性的なコンテンツばかりフォローしている人がいないかチェック。
見つけたら削除を。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
今年は思うように帰省できないけど、そのかわり実家の親とは密に連絡を取り合おう!…と心に決めました!!
次回、後編では在宅でも入ってくる窃盗犯=「不法侵入」と、「子どもの誘拐」対策について、引き続き河合さんにおうかがいします!
【レタスクラブ編集部】
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