鍋一つで簡単! 飲む点滴「甘酒」を自宅で手作りしましょう

#食 

甘酒が栄養豊富で、点滴と同じ成分であるということは、最近よく知られるようになりました。甘酒は江戸時代の夏の風物詩で、町には甘酒売りの声が響いていたとか。江戸時代の人も生活の知恵から、甘酒が暑さで疲れた体への栄養補給になると知っていたのです。そんな甘酒の魅力を、管理栄養士で食生活アドバイザーの堀 知佐子さんにお聞きしました。

鍋で手軽に! 甘酒を作ってみましょう

甘酒は家庭で簡単に作ることができます。用意するのは、スーパーなどで買える米麹とご飯、水と材料もすぐに揃えられます。温度を測りながら作るので、温度計を用意するといいでしょう。完成した甘酒はドリンクや料理に活用します。

【材料】(できあがり1リットル分)
麹1:ご飯1:水3
米麹(または粉麹、玄米麹)...200g
ご飯(冷やご飯でも可)...200g
水...600ml

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全量分908kcal、塩分0g

米麹とは...?
白米に麹菌などの微生物を繁殖させたものです。麹菌は、菌糸の先端から様々な酵素を出し、白米のデンプンやタンパク質を分解してグルコースやアミノ酸を栄養源として増殖します。粉麹や玄米麹でも甘酒を作ることができます。

 

【作り方】
1.鍋にご飯を入れ、水を注ぎ入れます。


2.鍋を火にかけ、ご飯のかたまりをほぐして温度を上げます。


3.温度計を入れて、60℃まで上がったら、火を止めます。


4.麹を加えて軽く混ぜ合わせます。


5.再び火にかけ、温度計で測りながら、60℃になったら、すぐに火を止めます。


6.すぐにふたをしてタオルなどで包んで保温し、温度が下がってきたら、再度加熱して60℃に温め、これを3回ほど繰り返し、6時間ほどおけばできあがり。

完成!

保存冷蔵で10日、冷凍で1カ月

おいしい飲み方

●基本の飲み方

甘酒ドリンク

○割合=甘酒1:水1

●アレンジドリンク

朝食におすすめ!「牛乳甘酒」

甘酒100g+牛乳100ml

夏にうれしいさっぱり味「炭酸甘酒」

○割合=甘酒100g+炭酸水200ml

さわやかな香りの「しょうが汁甘酒」

○割合=甘酒70g+水100mlに、しょうが汁5mlをたらす

甘味と香ばしさがマッチ「麦茶甘酒」

○割合=甘酒50g+麦茶100ml


堀 知佐子さん

堀 知佐子(ほり・さちこ)さん
管理栄養士、食生活アドバイザー、日本抗加齢医学会正会員。調理師専門学校の講師を経て、ミールプロデューサーに。テレビや雑誌などでも活躍。2015年、東京・千駄ヶ谷にレストラン「ル・リール」開業。16年4月より、新渡戸文化短期大学客員教授。

撮影/原 務 スタイリスト/渡会順子 栄養計算/スタジオ食

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