今年は例年以上に気を付けたい! 元気に冬を乗り切るにはどうしたらいい?

#くらし 
2020年の冬は新型コロナウイルスとインフルエンザの同時感染に注意!

気温が低下し空気が乾燥し始めると、インフルエンザの感染が心配になってきます。予防にはワクチンの接種が有効ですが、それ以外に私たちができる対策はあるのでしょうか?

今年はインフルエンザ予防接種はマスト!


新型コロナウイルスの感染拡大がいまだ収まらない中、インフルエンザとの同時流行・同時感染が危惧されている今年の冬。手洗い・うがい、マスク着用のほか、インフルエンザのワクチンを打つことが重要視されています。
世界保健機関(WHO)の専門家も「今年はインフルエンザの予防接種を受けることが特に重要」とコメントし、日本感染症学会でもインフルエンザワクチンの接種を強く推奨しています。

2020年のインフルエンザの予防接種は10月から始まっています。近くのクリニックや病院に確認しましょう


順天堂大学大学院・竹田和由先生に聞いた!「インフルエンザワクチンの抗体価を高めるには?」


インフルエンザの予防接種を受けた後、通常はいつもどおりの生活を送っていることと思いますが、せっかく受けたのなら、その効果が高められるといいですよね。そのポイントとなるのが「アジュバント」の効果です。順天堂大学大学院 医学研究科 研究基盤センター 細胞機能研究室准教授の竹田和由先生にお聞きしました。

「『アジュバント」とはワクチンと一緒に投与することでワクチンの効果を高める成分のことです。インフルエンザワクチンに対してアジュバント効果が期待されるのがヨーグルト。特に乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルトは、インフルエンザワクチン接種後の抗体価をより高めるアジュバントとして働き、ワクチンの効果を高める可能性があると考えられます」。

健康な人がインフルエンザワクチンを接種する3週間前から、乳酸菌1073R-1株で発酵したドリンクヨーグルトを毎日飲用し、ワクチン接種後も飲用を継続したところ、未発酵の酸性乳飲料を摂取した群と比べ、インフルエンザA型H1N1、B型のワクチン株に対する抗体の抗体価が高くなったという結果になったそうです。

【画像を見る】乳酸菌1073R-1株の継続的な摂取はインフルエンザワクチンの効果を高める可能性があります


しば漬けやきのこもアジュバント効果に期待大!


乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルトのほか、アジュバント効果が期待できる食べ物としては、京漬物(しば漬け)、しいたけやまいたけ等のきのこ類がインフルエンザワクチン接種後の抗体価を高めるという発表が行われているそうです。

「きのこに含まれるβ-グルカンには乳酸菌と同様に自然免疫を上げる効果が報告されています。北海道で開発された新種のまいたけには、このβ-グルカンが豊富で、摂取によってインフルエンザワクチンの効果を上げる可能性があります」と竹田先生。

ヨーグルトと同じく、発酵食品やきのこ類には自然免疫力(生まれながらに備わっている、いろいろな病気にかかりにくくする免疫力)を高める効果があるとされていますが、獲得免疫力(過去の感染経験やワクチン接種によって、特定の感染症を防いだり症状を軽くしたりする免疫力)も高める可能性にも期待できそうです。

しば漬けはインフルエンザワクチンのアジュバント効果があると言われています

しいたけやまいたけなどのきのこ類もアジュバント効果が期待できる食品と言われています


インフルエンザ対策として、予防接種を受ける前も受けた後も、これらの食品を積極的に摂ってこの冬を元気に過ごしましょう!


文=岡田知子(BLOOM)

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