グルメ漫画なのに注目は“鼻水”、モアイ顔!? あの“野原ひろし”が主役のグルメ漫画が話題に
『野原ひろし 昼メシの流儀』1巻(キャラクター原作:臼井儀人、漫画:塚原洋一/双葉社)

ここ数年、さまざまなグルメ漫画が生み出されてきましたが、どれも他の作品と差別化を図るべく個性に富んでいます。その中でも今回は、国民的漫画・アニメである「クレヨンしんちゃん」に登場する、野原しんのすけの父親・野原ひろしを主人公にした作品をご紹介。


■独特の表現が病みつきになる「野原ひろし 昼メシの流儀」

漫画のタイトルは「野原ひろし 昼メシの流儀」。35歳で安月給、毎日会社では仕事に追われ、家ではしんのすけとみさえにいいようにこき使われているひろしが昼メシを楽しみます。

外回りの多い営業マンのひろしの昼メシは外食が多く、ひろし曰く「その日の体調と財布に相談して自分が何を食べるべきか素早く判断し、初めての土地で店を見つけねばならない」とのこと。

第1話ではガッツリ食べたい気分ということから、昼メシを「カツ丼」に決めます。嗅覚を駆使しさっそくカツ丼チェーン店を発見したひろしでしたが、同時にカツ丼を取り扱っている老舗のそば屋も発見。味が保証されているチェーン店か、場合によっては大ハズレの可能性もある老舗のそば屋かで迷った末にそば屋を選択。

しかし店内はガラガラで、「めし時だってのに 客が1人もいねえ~!」と、まるでモアイのような顔になって衝撃を受けるひろし。この後、実はこのお店は出前メインの繁盛店だったことが発覚。美味しいカツ丼を平らげた後は超大盛の“ミニざるそば”が登場し、再び「全然ミニじゃねえ!!」とモアイ顔で驚いています。

このモアイ顔は同マンガの定番になっているようで、ネットでも「もはやモアイの流儀だろ」とツッコミが入るほどネタになっています。他にも、料理から立ち上る香りを吸い込むシーンでは、どんぶりから鼻に吸い込まれる「香り」の描写が大げさすぎて「鼻水出してるみたい(笑)」「はっきり書きすぎやろ! 笑っちゃった」と話題に。美味しいときの顔がセクシーすぎると話題の『めしぬま。』(あみだむく/徳間書店)など、食事中の表情に力を入れているグルメ漫画はたくさんありますが、「野原ひろし 昼メシの流儀」の一味違った表現方法が病みつきになっている読者も多いようです。


■原作ファンじゃない層からも好評!

同マンガは「クレヨンしんちゃん」ファンでなくとも楽しめるようで「ひろしの昼飯への考え方は凄い共感できるなぁ」「大きな仕事を成功させたらご褒美にステーキを食べたり、故郷を思い出してさば味噌を食べたりするみたいに、サラリーマンの昼メシに着眼したのはいいね」といった声が上がっています。

今まであまり描かれてこなかったひろしの仕事の様子が見られることに原作ファンも喜んでおり「ひろしの平凡感いいなー」「読んでるとひろしの声が脳内再生されてたまらん」といった感想も。

原作ファンも、普通のサラリーマンも楽しめる一作。気になった人は是非読んでみて、ひろしから「昼メシの流儀」を学んでみては?

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】