落ち着いた生活が求められる/2022年「五黄土星」の人の運勢

#くらし   
運勢は下降の一途をたどるが、悲観する必要はない


新型コロナウイルス感染拡大や、緊急事態宣言の中のオリンピック・パラリンピック開催など、激動の日々だった2021年。
変化し続ける状況と先の見えない不安に気持ちが揺れ動く日々を過ごした人も多いのではないでしょうか。

来る2022年に向けて、どんな心持ちで備えれば良いのかを、「社会運勢学」の第一人者・村山幸徳先生の『展望と開運2022』から読み解いていきましょう。
2022年のバイオリズムと家庭運を中心にご紹介いたします。

生まれ年から本命星を探す

生まれ年から本命星を探す

個人の運勢(下の記事)は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。


「五黄土星」2022年のバイオリズム

五黄土星の2022年のバイオリズム

2022年の五黄土星は、前年までと一転して落ち着いた生活が求められる。4月に向かって運勢は下降の一途をたどるが、悲観する必要はない。宇宙が五黄土星に対して、今年の役割を果たさせようとブレーキを掛けているのだ。その流れに従って立ち止まればよい。
中宮という元々の立ち位置に帰ってきたのだから、周囲の面倒を見ながら全体をまとめていくという本来の役割に邁進(まいしん)しよう。バイオリズムもそれを表すように、自分の動きと環境の動きがピタリと合っている。それに逆らって周囲の動きに合わせないと、運勢のリズムが崩れて悩み多き年となってしまうだろう。

「五黄土星」家庭と健康

元々、五黄土星は家を大切にする。本籍地を中宮に持つこの星にとって、自身を取り巻く環境は全て手を差し伸べるべき対象だ。ここ数年は忙しさの中で、自身のホームをあまり省みることができなかった。二〇二二年は「攻め」から「待ち」への転換期に差し掛かっているわけだから、ここまでおざなりにしていた家族への心遣いを大切にしたい。ところが五黄土星は愛情表現を苦手とする人も多い。だから「何をしたら喜ばれるだろう……」などと考え込んでしまったりするけれど、そんなに深刻になる必要はない。仕事からの帰り道、妻に一輪の花を買って帰る。夫の好きなおつまみとビールを買って帰る。些細(ささい)なことから、愛はどんどんと広がっていく。

「いつもありがとう」の一言を伝えることができたら最高だと思う。難しければ、一筆添えておけばいい。愛を広げるのは、いつだって言葉と行動だ。その些細な一つのアクションから、愛は家族へ、そして近隣へと広がっていく。できることを「今」することを大切にしておいたらいい。

健康面は概(おおむ)ね良好。ただし、ここまでの激動の数年間で身体にガタがきている。メンテナンスには最高の一年だから、時間をつくって健康診断を受けるようにしよう。消化器系の病は早めに発見したい。久しぶりに胃カメラの検査もいいと思う。周囲から何かと頼られる一年。健康運は強さを持っているとはいえ、ストレスは溜まる。休日は十分に身体を休めることを心がけたい。肥満は万病の元だから、ダイエットに本格的に取り組むのも吉の一年。

著=村山幸徳/『展望と開運2022』(KADOKAWA)

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