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疲れが取れるかどうかは「睡眠の質」次第。長さ×深さがポイント!
しっかり脳を休ませられる良質な睡眠は、長さ×深さ
疲れが取れるかどうかを左右するのは、睡眠の質です。質のよい睡眠とはズバリ、睡眠時間の長さ×眠りの深さ。睡眠中は、脳が活動しているレム睡眠と、脳が休んでいるノンレム睡眠を約90分の周期で繰り返します。寝始めに眠りが深く、明け方にかけて徐々に眠りが浅くなっていく睡眠パターンをつくれると、すっきり目覚めることができます。

疲労を回復できるのは、上記グラフの「ぐっすり」~「熟睡」の最中。いかに寝始めに深い眠りに落ちて大脳を休ませられるかがポイントなので、寝つきのよさも重要です。10~20分で寝つくことができればノーマル。寝つきの悪い人は、「筋弛緩法」をぜひ試してみてください。きっとスムーズに眠れるはず! 逆に5分以内で眠れる場合や、休日にいつもより長く寝てしまう場合は、睡眠不足の可能性があります。
休日に平日より2時間多く寝る場合は、2時間朝寝坊するのではなく、前後に 1 時間ずつプラスするのが上手な寝方。眠りの深さを把握するのは困難ですが、日中いきいきと元気に過ごせるかどうかをバロメーターにしてみましょう。

健康、メンタル、美容…さまざまなことに効く快眠
睡眠中に分泌されるといわれる、「成長ホルモン」。これは子どもの成長だけに必要なものではありません。実は「若返りホルモン」とも呼ばれ、細胞の修復・再生を促すため、肌のターンオーバーを助けてくれる大切なもの。残念ながら加齢とともに減少し、しっかり分泌させるには深い睡眠が、体を巡らせるには充分な睡眠時間が、それぞれ必要となります。
また寝不足になると、食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌が増え、体が糖質や高カロリーなものを欲するように。ダイエットの観点からも、睡眠は重要です。
このように体、心、脳すべてと密接に関連している睡眠。質のよい睡眠は、多岐にわたっていろいろな問題の改善につながるのです。
いいこといっぱい!よい睡眠がもたらす影響
●疲れが取れる
●病気にかかりにくくなる
●集中力・判断力・記憶力が上がる
●余裕ができてやさしくなれる
●意欲が湧く
●メンタルが安定する
●美容(肌、髪など)によい
●やせやすくなる
イラスト/松元まり子 取材・文/長田由香
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