ブリと大根は別々に火を通して!「やわらかブリ大根」/いつものごはんが100倍おいしくなるレシピ(3)

#食   
その手があったか!やわらかブリ大根

『プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ』 3回【全10回】


身近な家庭料理が、プロのテクニックとコツで100倍ウマくなる!?

大人気のYouTubeチャンネル「飲食店独立学校 /こうせい校長」のこうせい校長による、普段の料理の最高の作り方が満載の書籍『プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ』。本書では、野菜炒めに親子丼、角煮やぶり大根などの身近な家庭料理のレシピと、その100倍ウマくなるコツを紹介しています。

人気の定番料理から特別な日のごちそうまで、ちょっとしたコツで一般家庭でも劇的に美味しい料理が作れるプロのテクニックをお届けします。

※本記事はこうせい校長著の書籍『プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ』から一部抜粋・編集しました

その手があったか!
やわらかブリ大根

◆材料 2人分
ブリ(切り身)… 200g(約2切れ)
大根… 500g(約1/2本)
塩… 少々
米… 15g(大さじ1)
薄力粉… 少々
サラダ油… 適量
A
 濃い口しょうゆ… 100g(大さじ5+2/3)
 みりん… 100g(大さじ5+2/3)
 和風か粒だし… 5g(小さじ1+1/3)
 水… 800ml
〈照り焼き用たれ〉
料理酒… 50g(大さじ3+1/3)
濃い口しょうゆ… 40g(大さじ2+1/3)
みりん… 30g(大さじ1+2/3)
砂糖… 30g(大さじ3)
しょうが(3mm幅スライス)… 12g(約1片)
〈トッピング〉… 適量
針しょうが

100倍おいしくなるコツ

ブリと大根は別々に火を通す

【ブリと大根を一緒に煮た場合】

ブリと大根は別々に火を通す

【ブリだけを照り焼きにした場合】

ブリの火の入り具合を調整できるので、固くならずにしっとりジューシーに

ブリと大根をそれぞれ調理するのがプロの技。ブリの火の入り具合を調整できるので、固くならずにしっとりジューシーに仕上げることができます。大根はひと晩寝かせると味がよくしみてさらにおいしくなります。

〈料理の科学〉

大根は隠し包丁&面取りでさらにおいしく

隠し包丁&面取りでさらにおいしく

大根の片面に包丁で十文字に切れ目を入れます(隠し包丁)。深さは大根の厚みの1/3程度が目安です。さらに面取りすると煮崩れしにくくなります。面取りはピーラーでやると簡単にできますよ。

つくり方

1 大根は皮をむいて3cm程度の輪切りにし、面取りして隠し包丁を入れる

2 鍋に大根を入れ、水(分量外)を大根がひたひたになるくらい入れる。米を加え、大根に串がスッと入るまでゆでてからざるにあげ洗っておく

3 別の鍋に大根、Aを入れて沸騰させる。沸騰したら、大根にしょうゆの色がしみるまで弱火で煮る(途中大根の煮汁が煮詰まってきたら塩辛くなるので、水を適量入れて調整する)。煮えたらあら熱をとる(一日寝かせるとよりおいしい)

4 ブリに塩をふり常温で30分おいてから、表面の水けを拭き取ってから薄力粉をまぶす

5 ボウルに照り焼き用たれの材料を合わせておく

6 フライパンにサラダ油を熱し、ブリの表面に焼き色がつくまで中火から強火で焼いたら、弱火にし5を入れてからめる

7 6の大根を温めなおして皿に盛り、6を盛りつけ、針しょうがをのせる

著=こうせい校長/「プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ」(KADOKAWA)

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