不登校の娘に変化をもたらした保健の先生の言葉。さまよい続けた暗闇に灯りが見えて/娘が学校に行きません(17)
『娘が学校に行きません』17話【全23話】
「まさかうちの娘が学校に行けなくなるなんて…」
近年増加傾向にある子供の不登校。その原因や理由もさまざまで、いざ我が子が当事者となったら……!?対応に悩む保護者も多いのではないでしょうか。そんな実態の見えづらい不登校を赤裸々に描いた本書。
ある朝突然「今日だけでいいから学校休ませて」と訴えた小学5年生のトモちゃん。「今日だけだよ」と許可したものの、そこから毎日登校拒否が続き、理由を聞き出そうとする母親と黙りこくる娘の構図が。「具合が悪いわけでもないのに休むなんて」、「がんばって行かなきゃ!」どんな叱咤、励ましの言葉も効かず、トモちゃんは完全な不登校状態に陥ってしまいます。
登校拒否から通学再開に至るまでの198日間に渡る日々をまとめた野原広子さんの実録コミックエッセイ『娘が学校に行きません』。
夏休みの最終日、始業式は行けるだろうという母親の期待虚しく、トモちゃんはまさかの退学宣言。こうなったらもう実力行使しかない!新学期の朝、嫌がるトモちゃんを車に乗せ学校へと向かうと、担任とともに保健の先生が待っていてくれて…。
※本作品は野原広子著の書籍『娘が学校に行きません』から一部抜粋・編集しました。
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