ちょっとした家事のモヤモヤを放置しない! 炊飯器のモヤモヤ、そんなときに頼ったのはこれだった

#くらし   
購入したのはアイリスオーヤマの電気圧力鍋2.2l。カレーや豚の角煮も予約調理できて、白米なら3合まで炊ける

予約炊飯ができる電気圧力鍋はわが家の今の暮らしにぴったりでした


日々、繰り返す家事の中で「これはなんだか面倒でモヤモヤするな……」と感じたら、そのモヤモヤを放置せず、どうすればラクになるかな? どうすればモヤモヤが解消できるかな? と考えて、新しいものを導入したり、交換したりしています。数年前に導入した「新しいもの」といえばウールの長袖インナー。それまでは当然のように冬になったらニットのセーターを着ていましたが、ニットのセーターって暖かい半面、お手入れや管理が面倒。そこで冬は、春夏秋と変わらない服の下にウールのインナーを一枚多く着ることにして、ニットのセーターを買うのをやめたのです。

ジャンルは違うものの、最近導入した電気圧力鍋もじつはウールのインナーと同じく、私のモヤモヤを解決してくれたアイテム。この電気圧力鍋は「ご飯を予約炊飯する」というのを主目的に選んだものなのですが、わが家で今大活躍! 私の家事をラクにしてくれたアイテムなので、ぜひ紹介したいと思います。

昔は、ご飯を炊くときは炊飯器を使っていました。当時私が使っていたものは、ふたと電気コードが本体から外れないもの。「パーツが全部取り外せたら丸洗いできて便利なのになぁ」とモヤモヤしながら拭き掃除をしていたのです。その後炊飯器が壊れ、次は丸洗いできるものを、と土鍋に買い換えました。丸洗いできる土鍋は早く炊けるし、おいしさも申し分ないし、しかもコンパクト。何の不満もなかったのです。しかし長女が中学生になり、早起きしてお弁当を作る生活が始まると、「朝起きてご飯が炊けていたらラクだろうな……」と炊飯器の予約機能が恋しくなりました。とはいえ、「単機能の炊飯器には戻る選択肢はないかな」ということもなんとなくわかっていました。

そんなときに見つけたのが、アイリスオーヤマの電気圧力鍋。これなら電気式だから火加減調節の必要がなく、ご飯の予約炊飯もできるし、カレーやシチューなどの煮込み料理もできます。また、これは圧力鍋と炊飯器を兼ねつつも価格が2万円程度なのも魅力でした。「これを炊飯器がわりにしたら、モヤモヤが一挙に解決する!」というのが出合ったときの私の感想。これだとふたも取り外せて丸洗いでき、マグネット式の電源コードは取り外し可能。家電を買うときって、「どんな機能がついているか」という点に着目しがちですが、「日々のお手入れがしやすいか」という点もかなり重要な着目点だと思います。


この圧力鍋でご飯を炊いたら、わが家では圧力鍋ごと食卓へ。家族それぞれが食べたい分だけセルフサービスでよそうようにしています。うちは4人家族にしてはやや少食なのかもしれませんが、写真の2.2Lサイズで朝、2合が炊けるようにタイマー予約しておくと、ちょうど朝食と長女のお昼のお弁当分になります。使用後は内釜をさっと水洗いして本体に戻し、定位置であるキッチンの無印良品のステンレス収納棚に戻したら終了。夕食のご飯は以前と同様、土鍋で炊いています。

この圧力鍋は機能だけじゃなく見た目もよし。色もマットで、シンプルでコンパクト。キッチンにもリビングにも違和感なくなじみます。「ご飯を炊くのは炊飯器」という先入観を持つのをやめてみると、選ぶ商品の幅が広がる気がしています。


シンプルライフ研究家 マキ

不要なものは持たない「シンプルライフ」を通して、心に余白をつくる提案をするマキさん

不要なものは持たない「シンプルライフ」を通して、心に余白をつくる提案をする。雑誌やテレビなどで発信や講演活動も行なう。著書は『なくす家事』(小社刊)はじめ12冊。夫と中学生、小学生の女の子の4人家族。オンラインサロン「シンプルライフ研究会」主宰。

撮影/林ひろし 編集協力/宇野津暢子 デザイン/河村かおり(yd)

文=レタスクラブ編集部

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