腹筋しているのに、下腹ぽっこりなのはなぜ?/激やせストレッチ(8)

トレーニングしているのにぜい肉が落ちない。筋肉が弱くて、そもそも運動が続かない…。それは、姿勢の悪さが原因で、筋肉のバランスが悪くなっているからかもしれません。
激やせを実現するには、「筋肉をベストな状態にしてから気になる部位のストレッチをしていくこと」と言うのが、「激やせストレッチ」の考案者で著者の中川裕喜さん。バレエの動きを取り入れたストレッチで「やせやすい体質=やせポジション」に導くウォームアップと、気になる部位をピンポイントに引き締めるストレッチを紹介するYouTubeチャンネルは、登録者180万人以上と大反響を呼んでいます。
やせたい部分を効果的に絞れるストレッチが満載の『1分でみるみる細くなる!激やせストレッチ』から、基本のウォームアップと、太もも&下腹に効くストレッチを紹介します。
※本作品は中川 裕喜著の書籍『1分でみるみる細くなる!激やせストレッチ』から一部抜粋・編集しました。
下腹激やせストレッチ
【やせポジCHECK】
・猫背、または下向きの姿勢が多い。
・パソコンやスマホを見る時間が長い。
・肩こりや腰痛を感じることがある。
・ダイエットしても下腹のお肉だけ落ちない。
・体を伸ばす運動をまったくしていない。
1つでも心当たりがあると…
おなかの上部分の筋肉が縮こまっていますね。これは下腹ぽっこりの姿勢といえますよ。

目指せ!やせポジSTYLE

ビキニを着て海やプールで思いっきりはしゃぎたい!
体のメカニズムを理解し、ストレッチをしていけば、下腹激やせできます。
下腹の筋肉のメカニズム
ずっとぽっこりした下腹に悩んでいる。
↓
腹筋運動をしながら食事制限もする。
↓
体は締まってきたけど下腹だけがへこまない。
↓
おなかの上部ばかりを鍛えても下腹やわき腹はまったく使われていません!

【よくある状態】猫背や反り腰で、姿勢が悪い
猫背の人、また日常生活で前傾姿勢になることが多い人は、下腹ぽっこりになりやすい。反り腰の人も同様。みぞおちあたりを触ってみると、かたくなっている人が多い。また、むやみに腹筋運動をしている人は、おなかの一部分のみが鍛えられ、筋肉バランスがどんどん崩れていく。
【筋肉の状態】おなかの上部の筋肉のみがカチカチ
おなかの中心にある腹直筋(ふくちょくきん)の上部が縮こまり、下部がゆるんだ状態。また、おなかをぐるりと包んでいる腹横筋(ふくおうきん)が弱いため、ここを鍛える必要がある。内臓を支えている骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)もゆるんでおり、そことつながっている内もももゆるんだまま。縮こまった筋肉とゆるんだ筋肉が混在し、バランスが悪い。
【改善の方法】おなかを伸ばし、ゆるんだ筋肉を刺激
最初におなかの上部の筋肉を伸ばすストレッチを行う。そのうえで下腹やわき腹を鍛えるストレッチを組み合わせる。これと同時に内ももの筋肉を動かすことで骨盤底筋群も連動して鍛えられる。この状態になってはじめて、下腹の筋肉を引き締めるストレッチの効果が生まれる。
■中川 裕喜PROFILE
1986年、奈良県生まれ。Body Science代表。プロアマ問わず、ダンスやバレエのスキルアップトレーニング、ケガの改善エクササイズなどの指導を得意とする。20歳で患った失声症と、持病のケガを治すためにストレッチやヨガ、西洋医学などを学び、10年をかけて克服。心と体の健康の大切さを伝えるために始めた動画、YouTube「バレエストレッチチャンネル」は登録者数180万人を超え、現在も配信中
著=中川 裕喜/『1分でみるみる細くなる!激やせストレッチ』(KADOKAWA)
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