みんなが大好きなお店の味をイメージして手作り!「シュウマイ弁当」/笠原将弘の「毎朝父さん弁当」(2)

#食   
みんな大好き崎陽軒の「シウマイ弁当」をイメージ

『笠原将弘の 毎朝 父さん弁当』 2回【全8回】


東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」マスターで人気料理人の笠原将弘さんは、毎朝3人のお子さんにお弁当を作っているそうです。

忙しいからこそ、晩の自分のつまみ作りのついでに翌日のお弁当作りもするルーティンができたり、お弁当作りに何かと応用がきく食材が分かったという実体験から生まれた、お弁当レシピの数々を余すことなく紹介しているのが『笠原将弘の 毎朝 父さん弁当』です。

毎朝家族に作ってたどりついた、おいしくて簡単に作れるお弁当の作り方をご紹介します。プロが作る愛情のこもったレシピ、ぜひ参考にしてください!

※本記事は笠原将弘著の書籍『笠原将弘の 毎朝 父さん弁当』から一部抜粋・編集しました

シュウマイ弁当

みんな大好き崎陽軒の「シウマイ弁当」をイメージして手作り。
脇におさまっているたけのこの甘煮も、卵焼きとピンクのかまぼこも忘れずに。
シュウマイの肉だねにはほたてを加え、うまみをプラス。
まぐろの漬け焼きはかじきのしょうゆ焼きにしてみた。

◆材料:2人分
シュウマイ 6〜8個
かじきのしょうゆ焼き 適量
たけのこの甘煮 適量
卵焼き 2切れ
かまぼこ 2〜4切れ
紅しょうが・昆布の佃煮(ともに市販)
 ・ごま塩 各適量
梅干し 2個
温かいご飯 適量

◆詰め方
1 お弁当箱の2/3にご飯を詰める。
おかずが入る1/3にも薄くご飯を詰める。

2 ご飯の横に仕切りになるようにシュウマイを一列詰め、たけのこの甘煮、かじきのしょうゆ焼き、卵焼き、かまぼこを順に詰める。
隙間を紅しょうがと昆布の佃煮でうめる。

3 ご飯にごま塩をふり、梅干しをのせる。

シュウマイ

◆材料:16個分
豚ひき肉 200g
A[ごま油・オイスターソース・紹興酒各大さじ1、しょうゆ小さじ2、砂糖小さじ1、こしょう少々]
ほたて缶 1個(約70g)
玉ねぎ(みじん切り) 1/4個分
おろししょうが 10g
片栗粉 大さじ1
シュウマイの皮 16枚

1 ボウルにひき肉とAを入れ、粘りが出るまで練る。玉ねぎは片栗粉をまぶしてほぐす。

2 1のボウルにほたて缶を缶汁ごとと、おろししょうがを加え混ぜ、1の玉ねぎを加えてさっくり混ぜる。

ボウルにほたて缶を缶汁ごとと、おろししょうがを加え混ぜ、玉ねぎを加えてさっくり混ぜる


3 皮に2を適量のせ、肉だねの真ん中に小さなヘラをさして逆さまにする。

皮に具を適量のせ、肉だねの真ん中に小さなヘラをさして逆さまにする


皮を下におろし、全体を包む。

皮を下におろし、全体を包む


ひっくり返してヘラを抜き、筒形の中程にくびれを作り、底を整える。

ひっくり返してヘラを抜く


4:蒸気の上がった蒸し器に入れ、10分ほど蒸す。

かじきのしょうゆ焼き

◆材料:作りやすい分量
かじき 2切れ
A[酒大さじ1、しょうゆ大さじ2]
サラダ油 大さじ1

1 かじきは水けをふき、1切れを3〜4等分に切る。

2 1をボウルに入れ、Aを加えてもみ込む。20分ほどおいて汁けをふく。

ボウルに入れもみ込む


3 フライパンに油を熱し、2を両面焼く。

フライパンに油を熱し、両面焼く


たけのこの甘煮

◆材料:作りやすい分量
たけのこ水煮 1パック
A[酒・砂糖・しょうゆ・みりん各大さじ3]

1 たけのこは1cm角くらいに切ってさっと洗う。

2 鍋に1と水をひたひたに入れ、火にかける。沸いたら、弱火にして15分ゆでる。ざるにあけ、5分ほど水にさらして水けをきる。

3 鍋にAを入れてひと煮立ちさせ、2を加える。水をひたひたに加え、煮立ったら弱火にして20分ほど煮る。

4:汁けがほぼなくなるくらいまで煮たら、火を止める。粗熱がとれたら冷蔵室で半日ほどおいて味を含ませる。

汁けがほぼなくなるくらいまで煮る


著=笠原将弘/『笠原将弘の 毎朝 父さん弁当』(KADOKAWA)

【著者プロフィール】
笠原将弘
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」マスター。一男二女の父でもある。テレビをはじめ、雑誌連載、料理教室、イベントなどで幅広く活躍。2013年に「賛否両論 名古屋」を、2019年に「賛否両論 金沢」を開店。著書に『鶏大事典』『超・鶏大事典』『実は、一菜でいい。おいしいおかずが一品あれば、それで充分という提案』(すべてKADOKAWA刊)など多数。

著=笠原将弘/『笠原将弘の 毎朝 父さん弁当』(KADOKAWA)

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