親に捨てられた私と妹を育ててくれるおばあちゃん。その財政状況は芳しくなく、ついにはお米も買えないほどになった(10)
レタスクラブ描き下ろし『親に捨てられた私と妹』 10回
母と私と妹、3人で新しい生活が始まると思っていた。
小5の春、父は愛人を作って両親は離婚。わずかばかりの荷物を軽トラに積んで、逃げるように家を出ることになった朋と真由の姉妹。貧しいけど母娘3人、怒鳴り声のない明るい暮らしが待っていると思った矢先、着いた先は伯母の家。「この子たちをよろしくお願いします」…そう、私と妹は捨てられたのだ。
様々な苦難や理不尽を押し付けられても、どうしても親のことを嫌いになれない姉妹が手を取り合ってどう成長していったのかを描く『親に捨てられた私と妹』をお送りします。
朋さんと真由さんは、伯母の家を離れて父方の祖母の家に住むことに。そこには叔母のみっこさんもいましたが、彼女は職場の近くに住むということで引っ越しをしてしまいました。
「みんな私たちの元から去っていく」そのような気持ちを抱いてしまった朋さんでしたが…?
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