食育を伝える「手作りホットドッグ」で社会貢献も! 三重県いなべ市こだわりのSDGsギフトに注目

食育を伝える「手作りホットドッグ」

お中元の季節ですね!「今年はいつもと違ったギフトを贈りたい」という人にぴったりの、ちょっとこだわりのギフトを見つけましたよ!

それが、食育にもなるSDGsギフト「ホットドッグ手作りセット」というものです。いなべ市役所内の商業施設「にぎわいの森」を運営するグリーンクリエイティブいなべと、「食肉加工屋 FUCHITEI(フチテイ)」が連携し、新たなに開発されたHygge(ヒュッゲ)なSDGsギフトです。

ホットドッグセット


Hygge(ヒュッゲ)とは、デンマークの語源で、豊かな時間の過ごし方や暮らし方、心の持ち方を表す言葉です。全国屈指のアウトドアシティとして注目を集めるいなべ市では、このHyggeをコンセプトにした北欧アウトドアブランド「ノルディスク」がプロデュースする「宇賀渓アウトドア・フィールド」の開業に先駆け、一足早く、Hyggeを体感できるこちらの商品を発売しました。

ちなみに、いなべ市は2020年7月、内閣府からSDGs未来都市と東海地区では初となる自治体SDGsモデル事業に選定され、「カジュアル、オシャレ、かわいい」をキーワードにクリエイティブなSDGsの取り組みを進めているのだそう。

いなべ産さくらポークを使った、こだわりの手作りホットドッグ

食育SDGsの位置付けとして、ソーセージにいなべ産ブランド豚さくらポークが使用され、豚・水・スパイス・塩など6つの素材だけでできていて安心・安全です。パンは、「にぎわいの森」で製造された「魔法のぱん」を使用しており、こちらも安心・安全。

「食肉加工屋 FUCHITEII」の泓 昂溫さん

なお、今回製造に携わったのは、食育SDGsの推進者として定評のある「食肉加工屋 FUCHITEI」のオーナー・泓 昂溫(ふち たかはる)さんです。泓さんは、ロスされることが多い地元の鹿肉をテリーヌに活用したり、子どもたちに地元産の安心安全な食材の魅力を伝えたりするなど、食育SDGsの分野で注目を集めています。これまでもSDGsの視点に立ち、子ども食堂への寄附など社会貢献も推進しており、今回の売上の一部は、今年火災が発生し焼失した笠間保育園復興のために寄附されるそうです。

いなべ市のめがね橋を通り過ぎる三岐鉄道北勢線の黄色い軽便鉄道


「冷凍ホットドッグ手作りセット(5人分)」は3,960円(税込、送料別)。いなべ市役所、「食肉加工屋FUCHITEI」、FUCHITEIオンラインショップで購入できます。

担当者に話を聞いてみました。
「(今回の狙いは?)いなべ産さくらポークを使ったSDGsギフトを商品開発しようという目的のもと、全国ニュースにもなったいなべ市の笠間保育園の火事による焼失を受けて、売上の一部を寄附することありきで作り上げました。ターゲットは、50歳以上の層です」

「(今回のイチオシポイントは?)ホットドッグにつかわれる、地元産のさくらポークで作った安心安全なソーセージです。ジューシーで評判です」

「(ユーザーへのメッセージは?)感動するホンモノのホットドッグの味わいをぜひ、ギフトにしてアウトドアやご家庭で楽しんでください」

これからのシーズン、バーベキューなどのアウトドアやご家庭などさまざまなシーンで手作りを楽しむのにぴったり。子どもでも簡単に調理できるので、食育を伝えるSDGsギフトとしておすすめですよ!


文=秋武宏美

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