「ベジタリアン」の語源はベジタブル?いえいえ、本来は別の意味が!/子どもに話したい雑学(20)

子どもをもつ親たちに、ぜひ知っておいてほしい教養系雑学。
「ざるそばともりそばの違いは?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?
「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」「子どもの好奇心を高めたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をお教えします!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう学校では教わらない「おもしろ知識」「生活の知恵」をどうぞ。
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。
ベジタリアンの語源は「ベジタブル」ではない!?
肉類や魚介類を食べない人のことをベジタリアン(菜食主義者)と呼ぶが、どの程度の食品を避けるかによって、さまざまなタイプに分けることができる。
たとえば、肉類や魚介類はもちろん、卵や牛乳、チーズなどの乳製品もいっさいとらない厳格なタイプはピュア・ベジタリアンとも、ビーガンとも呼ばれる。肉類や魚介類、卵は避け、牛乳、チーズなどの乳製品をとるタイプは、ラクト・ベジタリアン。魚介類だけはとるが、養殖されたものはできるだけ避けるタイプは、フィッシュ・ベジタリアンだ。
ベジタリアンは英語で「vegetarian」と書く。これは、「ベジタブル(vegetable=野菜)」の語尾が変化したもの、と思うかもしれないが、じつは「健全な、新鮮な、元気のある」という意味のラテン語「ベゲトゥス(vegetus)」が語源だ。
つまり、ベジタリアンとは本来、ベジタブルしか食べない人ではなく、「健康で生き生きとして力強い人」という意味である。この言葉は、1847年に発足したイギリス・ベジタリアン協会が使いはじめてから、一般に広まった。
監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)
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