【小さな大発明】眼鏡の「鼻あて」は日本人のアイデアから生まれた!?/子どもに話したい雑学(30)

子どもをもつ親たちに、ぜひ知っておいてほしい教養系雑学。
「ざるそばともりそばの違いは?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?
「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」「子どもの好奇心を高めたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をお教えします!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう学校では教わらない「おもしろ知識」「生活の知恵」をどうぞ。
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。
眼鏡の「鼻あて」は鼻の低い日本人が考案した
眼鏡が日本に伝えられたのは16世紀のことで、ヨーロッパの宣教師あるいは商人が持ってきたと考えられている。フランシスコ・ザビエルが、周防(現在の山口県東部)の戦国大名・大内義隆に献上したのがはじまりという説もある。
当時の眼鏡は、フレームの両側に穴を開け、ひもを通して耳にかけるというものだった。
しかしこれでは、鼻のつけ根が低い日本人は、まつげとレンズが接触してしまう。
そこで考え出されたのが、現在の眼鏡のフレームにもついている、一対の「鼻あて」だった。東京メガネの会長だった白山晰也氏は、その著書『眼鏡の社会史』の中で、「鼻あて」は日本人の発明だというベルリン大学のグリーフ教授の説を紹介している。
「鼻あて」によって、眼鏡のレンズは顔のちょうどいい位置に固定されるようになった。
たかが「鼻あて」と言うなかれ。今や世界中の眼鏡に用いられている小さな大発明なのだ。
監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)
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