「アロハシャツ」のルーツはハワイじゃないの!? じつは私たちにも関係が!/子どもに話したい雑学(48)

子どもをもつ親たちに、ぜひ知っておいてほしい教養系雑学。
「ざるそばともりそばの違いは?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?
「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」「子どもの好奇心を高めたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をお教えします!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう学校では教わらない「おもしろ知識」「生活の知恵」をどうぞ。
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。
アロハシャツのルーツは和服にあった!
ゆったりした着心地の半袖開襟シャツで、派手な模様がトレードマークのアロハシャツは、南国ハワイのシンボル的な存在だ。
アロハシャツの原型が生まれたのは、1920年代のこと。1868年に最初の移民として渡航した日系人は、当時、ハワイの人口の3分の1を占めていた。その日系の移民たちが、母国から持ち込んだ和服などを仕立て直し、開襟シャツにして着ていたのがはじまりである。
ハワイを象徴するシャツとして浸透しはじめたのは1936年、日系人のシャツにヒントを得た中国系移民のエラリー・チャンが「アロハシャツ」という名称を商標登録してからだ。ただし、当時のアロハシャツは綿生地の地味な柄で、色柄が派手になったのは第二次世界大戦後。飛行機が発達して観光客が増えると、土産物として需要が拡大していく。
繊維が主要な輸出産業だった日本からの生地も、その増産を後押ししたそうだ。
いずれにせよ、日系移民がいなかったら、あの鮮やかで個性的なデザインのアロハシャツは生まれることはなかったのである。
監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)
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