少しの手間で被害に差が!100均でも手に入る「キッチンの防災グッズ」

宮城県出身・在住。2男1女の母。2011年の東日本大震災にて被災。当時1歳の長男にハウスダストアレルギーがあり、自宅避難を選択。この体験を基に防災の重要性を発信中。インスタグラム:@abenaomi
教えてくれたのは▷整理収納アドバイザーの澁川真希さん

コンフォートスタイル代表。一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所 代表理事。東日本大震災で被災した経験を生かし、片づけのプロとして、家庭で取り入れやすい防災、減災の備えや整理術を提案している。
【見直しポイント】敷いたり貼ったり。滑り止めシートをフル活用!
滑り止めシートを取り入れるだけで、食器などが割れる被害をぐっと軽減。100円ショップでも手に入るので、食器類の収納には必ず敷く習慣を!
大事な食器はケースに入れて、トリプル滑り止め!

どうしても割りたくない食器は、適度なサイズに切った滑り止めシートを食器の間に挟み、シートを敷いたケースに収納。さらにシートを貼った棚板にケースごとしまうと、揺れを三重で吸収します。
天然素材のカゴには底面に貼っておくと◎

表に出しておきたい天然素材のカゴなどは、底面のサイズに合わせて滑り止めシートを切り、両面テープなどで貼って対策を。「マスキングテープを貼った上から両面テープを貼れば、素材が傷つきません!」
少しの手間で被害に差が!

【見直しポイント】表に出ている家電には耐震ジェルマットを!
電子レンジや炊飯器などの調理家電類は重いため、揺れが大きいほど落下時の衝撃が大きくて危険。出しておくものを厳選して、しっかり対策を!
ホコリなどの汚れを取ってから四隅に敷く

家電の四隅に耐震ジェルマットを敷くのがおすすめ。「耐震ジェルマットは、薄手から厚手まで種類が豊富。重量のある電子レンジや炊飯器などは、大きな揺れにも対応する厚めのタイプを!」
使う頻度が低いものは棚の中にしまうことも検討して

以前は表に出していたミキサーを今は棚に収納している澁川さん。
「日々よく使うもの以外は、できるかぎり出しっぱなしを避けて。棚の空きを確保するために、不用品も見直せて一石二鳥」
しまうときは出し入れしやすい工夫を!

ミキサーはエコバッグに入れ、上部を結んで取っ手代わりに。「パーツが分かれる家電は袋にまとめて出し入れしやすくしています」
* * *
高価な家電が落ちて壊れたり、お気に入りの食器が粉々になることを少しでも防ぐために、お金をたくさんかけなくてもできる「防災対策」しておきたいですね!
撮影/三佐和隆士 イラスト/アベナオミ 編集協力/田中理恵
【レタスクラブ編集部】
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