運勢は強いが一喜一憂に注意／2023年「五黄土星」の人の運勢

個人の運勢（下の記事）は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。

「五黄土星」2023年のバイオリズム

2023年の運勢の強さは他の八星を圧倒するほどのものとなる。ただし、前半は自身の動きと周囲の動きのギャップが大きく、いま一つ勢いに乗り切れない。

６月から一気に事態が動き出すから、前半戦は準備の時間と割り切っておくことが後半戦の運勢をいっそう強めることを覚えておいて損はない。

10月の運勢の落ち込みは大きいが、年末にかけて運勢は強さを取り戻す。一喜一憂しない精神が年間を通して運勢の落ち込みを防ぐカギとなることは間違いない。

「五黄土星」家庭と健康

五黄土星は九星のなかでもとりわけ個性的で、家族からもなかなか理解されにくい。いつも何となく不機嫌そうな顔をしている人が多々見受けられるが、家族からは尊敬されつつも距離を置かれていたりする。2023年は社会的な活動が多いから、いっそう家族との間に溝が生じやすいので注意しておきたい。月に数度は家族を外食に連れ出したい。普段とは違う環境で食卓を囲めば、自然と素直になれる。そのときは、自分の心にあるものを率直に話すこと。五黄土星は口下手な人が多いが、時間をかけてもいいから、丁寧に言葉を紡いでみよう。家族を連れて、自然が豊かな場所に出かけてみたい。溢（あふ）れんばかりの星空を見上げれば、いまの自分の苦しさもちっぽけなものに思えてくる。

健康面では、さほど心配はいらない。元々、身体は頑丈だし、根性もあるのだから、一年を通じてフル回転で活動することだろう。ただし油断は禁物。頑丈さとは耐久性の高さを表すが、一定の閾値を超えればトラブルも出る。閾値が高い分、自分の身体の異常に気づきにくいから、余力を残した状態で計画的に休息をとり充電を図ること。心疾患には注意しよう。不整脈がある人は特に気をつけておきたい。脳も注意が必要。脳疾患はF（face：顔の表情が歪ゆがむ）、A（arm：腕に力が入らない）、S（speach：会話がままならない）、T（time：すぐに救急車を）が対応のポイント。家族にも伝えて、互いに注意喚起を怠らないようにしたい。

著＝村山 幸徳／『展望と開運2023』