嚙むほどに深まる味わいと香ばしさ! 「フロランタン」/新しいお菓子の作り方(4)

神戸の高級チョコレート専門店や、ベルギーの老舗ショコラトリーで研鑽を積んだのち、ブランド「DEL'IMMO(デリーモ)」を立ち上げ、お菓子の魅力を広めているシェフ・江口和明さん。
そんな江口シェフが気づいたのは、『今までのお菓子作りには「しなくていいこと」がたくさんあった』ということだそうです。
「混ぜすぎてもOK!」「分けて入れなくてもOK!」
斬新かつ難しいことを考えなくていい作り方は、お菓子作り1回目で大成功したい人や、過去にお菓子作りに失敗して落胆した人にもぴったり! ぜひお試しを。
※本記事は江口和明著の書籍『「しなくていいこと」がたくさんあった! 新しいお菓子の作り方』から一部抜粋・編集しました。
フロランタン
かための生地、スライスアーモンド、そしてキャラメルの組み合わせが絶妙。
嚙むほどに深まる味わいと香ばしさを、ぜひおうちで味わって!

江口シェフの作り方なら、 コレはしなくていい!
焼く前に生地に穴を開けなくていい!
なぜなら → 卵白を入れない生地だから水分が少なく、穴を開けなくてもデコボコになりません

キャラメル色にしなくていい!
なぜなら → オーブンで焼いてキャラメル色にするので、砂糖を溶かすときは薄い茶色でOK

フロランタンの新しい作り方

材料::18×18cmのスクエア型<底取れ式>1台分
<クッキー生地>
・バター(食塩不使用)…50g
・薄力粉…100g
・粉糖…40g
・卵黄…1個分
<キャラメルアーモンド>
・グラニュー糖…30g
・バター(食塩不使用)…20g
・はちみつ…25g
・生クリーム(35%)…30g
・アーモンドスライス…40g
1 クッキー生地を作る

手に生地がくっつかなくなるまで混ぜよう
バターはやわらかくする。薄力粉はふるう。ボウルにバターを入れ、ゴムベラで混ぜてなめらかにする。粉糖を一度に加え、バターの水分を吸わせるように混ぜる。卵黄を加えて混ぜ、なじんだら薄力粉を加えて混ぜ、粉気がなくなって手につかなくなったら、正方形にまとめてラップに包み、冷蔵室で約2時間冷やす。

冷やし終わったらーブンを170℃に予熱開始
2 クッキー生地を焼く

1のラップをはずしてオーブンペーパーではさみ、めん棒で2〜3mm厚さの正方形にのばす。スクエア型の底板を当てて生地を切り取り、底板ごとひっくり返して型に入れる。

逆さにしたオーブンの天板に型をのせ、160℃のオーブンで約15分焼く。
オーブンを180℃に予熱開始
3 キャラメルアーモンドを作る

鍋にグラニュー糖、バター、はちみつを入れて強火にかけ、ゴムベラで混ぜながら加熱する。グラニュー糖が完全に溶けたら生クリームを加えてよく混ぜ、全体に完全に沸いて飴状になったら火を止める。アーモンドスライスを加え、からめるようにしっかり混ぜる。

4 焼く

きれいなキャラメル色を焼き上がりの目安に!
3を2にのせてゴムベラで全体に広げ、170℃のオーブンで20〜25分焼く。温かいうちに型から取り出し、ほんのり温かいうちにひっくり返して裏側から切り分ける。
From Eguchi
おつかれさま!
かじると「カリッ」といい音するでしょ?
プレゼントしても絶対喜ばれます。
著=江口和明/『「しなくていいこと」がたくさんあった! 新しいお菓子の作り方』
Information
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細