サクッと食感で甘みもしっかり! ヘルシーな嵩増し料理「オニオンとんカツ」
長期保存ができ、異常時を除けば大抵はお財布にもやさしい「玉ねぎ」。食感が良く、加熱すると甘味が増す玉ねぎは、日々の料理に欠かせない食材です。でも一方で、メインの素材の味を昇華させるための縁の下の力持ち、という印象が強く、なかなか主役にはならない食材でもありますよね。
『3分クッキング』2023年3月号の特集、「バリエーションいろいろ 玉ねぎが主役のおかず」は、そんな玉ねぎを主役にしちゃおう!というもの。家に食材があまりなくても、とりあえず玉ねぎならある……という日も多いので、これは重宝しそうです。
その中でも気になったのが、「オニオンとんカツ」。薄く豚肉が巻かれているものの、ほとんど玉ねぎで、しかも分厚い! 気になる反面、辛くないのかな、と少し気になるのが本音……。そこで、実際に作って食べてみました。

みずみずしい玉ねぎを豪快に味わう
「オニオンとんカツ」
材料(2人分)
玉ねぎ……1個(200g)
豚ロース(薄切り)……8枚(160g)
(塩小さじ1/4 こしょう少々)
衣
・小麦粉、ドライパン粉……各適量
・溶き卵……1個分
キャベツ、練り辛子、中濃ソース…各適量
●油
作り方
1 玉ねぎは上下を切り落とし、4等分の輪切りにする。玉ねぎ1切れに、豚肉2枚を十文字に巻き、塩、こしょうをふる。
2 小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。
3 フライパンに油を2cm深さほど注いで160℃に熱し、2を入れる。ときどき返しながら8分ほど揚げ、油をきる。
4 半分に切って器に盛り、せん切りにしたキャベツ、練り辛子を添え、中濃ソースをかける。
◆◆◆
実際に食べてみると、玉ねぎのサクッとした食感の良さはありつつ、それでいて辛みは全然ありませんでした。程よい甘みとみずみずしさが残っていて、揚げ物なのに油っこさを感じず、普段胃もたれしがちな家族も完食。それでいて食べごたえはしっかりとあり、嵩増しとしての役割も果たしていました。玉ねぎにこんな食べ方があったなんて……!
豚カツも玉ねぎのフライもいいですが、こうして合体させることで良いとこ取りができるんだなと実感。これはリピ確定です! 玉ねぎ料理を開拓したい、玉ねぎをもっと有効活用したい、という人は、ぜひこの「オニオンとんカツ」を作ってみてはいかがでしょうか。
調理、文=月乃雫
Information
大特集は、「バリエーションいろいろ 玉ねぎが主役のおかず」。いつも家にある玉ねぎは、野菜が何もないときの強い味方。脇役ではなく主役になるおかずを、たっぷり33品お届けします。こんがり焼いて肉みそをかけたステーキや、パリパリの歯触りの炒めもの、肉を詰めたバーグや肉巻きのほか、6種類の煮もの、春巻きなどの揚げもの、新玉ねぎを生で味わうおかず、そして便利な作りおきまで。ぜひ今日から早速お試しください。
好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「豚みそ」、「Mizukiのやみつき旬おやつ」は「ガーリックポテトチップス」です。
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