本当に洗えてる? 洗濯のプロに教わる「洗い方の基本」おさらい

#くらし   

毎日やっていることだから大丈夫!と思いがちな洗濯の仕方。でも、汚れがしっかり落ちていなかったり、なんとなくニオイが残っていたリ。それ、もしかしたら、洗い方の基本が間違っているのかも!? 衛生面が気になる夏だからこそ知っておきたい、洗い方の基本。洗濯王子こと中村祐一さんにもう一度きっちり教えてもらいましょう。

【基本の洗い方】

●STEP1/色の濃いものと薄いものに仕分ける

まずは白っぽいものと、色の濃いものの2種類に大別します。濃い色の中でも、新しいデニムなど、色落ちの心配があるものは分けて洗いましょう。「赤色や変わった染め方のものも色落ちしやすいので、要注意です」。

●STEP2/汚れがひどいものはさっと手洗い

靴下や、シャツの衿、袖口の汚れなど、目につく汚れはさっと手洗い。洗濯槽の中で迷子になってしまう靴下は、予洗いをすれば2枚を重ねて洗濯機で洗っても大丈夫。さっと取り出して干せます。

●STEP3/大きなものは下、小さなものは上に

色別にした洗濯物は、大きさ別にざっと再仕分け。パーカやバスタオルなどの大きいものは下、フェイスタオルやシャツはまん中、靴下などの小さいものは上になるように洗濯槽に入れると、ムラなくよく洗えます。

【洗濯物の量は洗濯槽の7~8分目までに】

全自動洗濯機は、検知した洗濯物の量によって水量を調整します。洗濯物が少量になる分には問題ありませんが、入れ過ぎには注意して。洗濯槽に目一杯詰め込むと、水中で洗濯物が動かず、汚れ落ちが悪くなります。7 ~8分目までにとどめて。

いかがですか? 「大丈夫! ちゃんとできてる」という人は案外少ないような……。面倒だから、とついつい洗濯物を仕分けしなかったり、洗濯機にパンパンに詰め込んだり。もう一度基本に戻って清潔な洗い方を心がけましょう!

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Information

教えてくれたのは:中村祐一さん
洗濯家。「洗濯でセカイを変える」をモットーに洗濯のアドバイスを行なう。クリーニング会社の3代目として培ったプロの技術を、家庭でも取り入れやすい形にして伝えている。
sentaku-yuichi.com

撮影=小林愛香 イラスト=モリナオミ 編集協力=中村 円


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