もっちり生地の中から肉汁がジュワッ「米粉ぎょうざ」/今日からはじめる米粉レシピ(2)

米粉ぎょうざ

レンチンでできる米粉パン「レンチンじゃがいもカレーパン」/今日からはじめる米粉レシピ
『今日からはじめる米粉レシピ』2回【全3回】


「健康維持のためにグルテンフリーな生活をしたい」「普段の食事から小麦の摂取量を減らしたい」そんな方の注目を集めている米粉。パン、餃子、クッキー…小麦を使った料理やおやつを口にする機会は多いものですが、小麦を米粉に置き換えることは意外と簡単なんです。

米粉専門家で料理家の高橋ヒロさんは、子どもの小麦アレルギーの発症をきっかけに、米粉を使ったレシピ開発をスタート。「家庭で毎日作るなら、気軽に、気張らず、頑張らないで作れることが大切」と考えて、簡単で普段のおかずにも使える米粉レシピを発信しています。

高橋さん考案の米粉レシピの中から、レタスクラブ編集部が厳選したレシピをご紹介。米粉の使いみちがぐーんと広がります。

※本記事は高橋ヒロ著の書籍『今日からはじめる米粉レシピ』から一部抜粋・編集しました。


米粉ぎょうざ

米粉ぎょうざ


ぎょうざの米粉生地はもっちもち。
ひと口ほおばると、中から肉汁がジュワッと出てくるそれは、手作り焼きぎょうざならではのおいしさです。
皮がすぐに乾いてしまうため、皮をまとめて作らず、円形に広げたらすぐに餡を包むこともおいしく作るポイント。

材料(10個分)

【餡】
豚挽き肉…100g
キャベツ…60g(みじん切り)
にら…30g(みじん切り)
にんにく…小さじ1/2(すりおろし)
しょうが…小さじ1/2(すりおろし)
しょうゆ…小さじ1/2
オイスターソース…小さじ1
ごま油…小さじ1

【皮】
A
 ・米粉…150g
 ・片栗粉…50g
 ・きび砂糖…10g
 ・サイリウム…8g
 ・塩…小さじ1/4
水(常温)…160g
米油…小さじ2

中から肉汁がジュワッ


米粉ぎょうざの作り方

1.餡を作る。
ボウルに餡の材料をすべて入れ、粘りけが出るまで手でよく混ぜる。

餡を作る


2.皮の材料を混ぜる。
ボウルにAを入れて泡立て器でよく混ぜ、水と油を加えてゴムべらで混ぜる。

皮の材料を混ぜる


3.こねる。
生地を滑らかになるまで手でよくこねて、ひとかたまりにする。

こねる


4.10等分にする。
3 の生地を10等分にする。

10等分にする


5.生地を円形にする。
4の生地を手で潰し、直径11cmの円形にのばす。
※時間がかかる場合は乾燥しないようにラップをする。

生地を円形にする


6.餡を包む。
5の生地の中心に餡を1/10量のせ、ふちを指でつまんでひだを寄せてしっかり閉じる。縁に水はつけなくてOK。
※生地が乾燥しないように1枚広げて包むを手早く繰り返す。
※時間がかかる場合は乾燥しないようにラップをする。

餡を包む


7.フライパンに並べる。
フライパンにごま油(分量外)を薄くひいて中火で熱し、6を並べる。

フライパンに並べる


8.蒸し焼きにする。
7のフライパンに底から1cm程度の高さまで水を入れてふたをし、蒸し焼きにする。水分がなくなったらふたをはずし、強火で焼き色がつくまで焼く。

蒸し焼きにする


レシピのルール

・米粉は種類や製粉方法によって、必要な水分量が大きく異なります。このレシピは「米の粉」(共立食品)を使用すると失敗が少ないです。

・水(常温)は、15~27℃の水道水を濾過したものを使用しています。

・このレシピで使用している「米油」は、菜種油や太白ごま油、グレープシードオイルなどのお好みの植物油に置き換えても作れます。オリーブオイルはものによって香りや風味のクセが強く、仕上がりの味が少し変わる場合もあるので注意してください。

・塩は天日塩を使用しています。

・大さじ1は15㎖、小さじ1は5㎖です。

著=高橋ヒロ/『今日からはじめる米粉レシピ』

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