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繊細過ぎる小1男子。新しいことになかなか挑戦しようとしません【小川大介先生の子育てよろず相談室セレクション】
教育家の小川大介先生が、悩める親たちにアドバイス。「うちの子のこんなところが心配」「私の接し方、コレでいいの?」など、子育てに関するありとあらゆる悩みにお答えしてきた『小川大介先生の子育てよろず相談室』。その中から、特に反響の大きかったお悩みを漫画でご紹介します!
Wさんのお悩み
小1の息子は、もともと繊細なタイプだったのですが、自由保育の幼稚園に通って、だいぶ元気いっぱい遊べるようになりました。小学校も同じ幼稚園の子が多かったため、入学当初は放課後も友達と遊んでいたほどです。ところが、仲の良かった子が1学期で突然転校してしまい、そこから気持ちが落ち込んで、また昔のビビりモードに突入。放課後の遊びも学童もなかなか行ってくれず、家でゴロゴロすることが増えました。学童に行くと鬼ごっこなどは楽しめているようですが、新しい友達と新しい遊びをするとなると、急に心を閉ざしてしまいます。先日も学童でサッカーをする機会があったのですが、1人で部屋にこもってしまったとのこと。本人に聞くと「怖い。緊張する。入るタイミングがわからない」と、かなり怖気づいている様子が伺えました。
体を動かすのは好きなので、ある程度は発散させたほうがいいと思っているのですが、今やっているのは、友達に誘われて始めた水泳くらい。最初は水を怖がっていましたが、やっているうちに楽しくなってきたようで、友達が先にどんどん級が上がっていっても、心折れることなくがんばっています。それで、最近仲良くなった友達がやっているサッカーも勧めてみたところ、「やらない」ときっぱり。「水泳で手いっぱい。新しく始めるなら水泳やめる」と言われてしまい、新しいチャレンジは増やせずにいます。
いっぽうで、お正月に実家に帰り、いとこのお兄ちゃんにサッカーを誘われた時のこと。最初は行かないと言っていたのですが、「少し見て帰ろう」と誘って見に行ったら、いとこと一緒にボールをけり始め、楽しくなってミニゲームまで参加していました。本人もとても楽しそうで、「まだ帰りたくない!」とぐずるほど。きっとやり始めたら結構楽しめることが他にもありそうな気がするのですが、始めるまで誘導するのがなかなか難しい状況です。もう少し様子を見ていていいのかなとは思いつつ、小さい頃は自分では判断できないので、親がある程度道筋を作ってあげた方がいいとも聞き、きっかけ作りをもっとしたほうがいいのか、悩みどころです。
また、性格は後天的なものなので経験によって変わるけれど、気質はその子のもともとの特徴だから変わらないとよく聞きます。息子のような繊細な気質の子は、例えば失敗した時にトラウマになりやすいなど、注意すべきポイントのようなものがあればお聞きしたいです。(Wさん・35歳)
Information
大手進学塾や個別指導塾での経験から、子ども一人ひとりの持ち味を見抜き、強みを生かして短期間で能力を伸ばす独自ノウハウを確立。教育家・小川大介氏が、自分軸を伸ばす子育てのコツを公開した話題の一冊。
■小川先生のTwitter:@Kosodate_Ogawa
■YouTubeチャンネル 小川大介の「見守る子育て研究所」
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