じゃがいもから「わらびもち」が爆誕!?科学の力で夏のおやつ作り!:人気ブロガーゆむいさんが【やってみた】
子ども達も夏休みに突入し、朝昼晩の献立がマンネリ化している今日この頃。
何か面白いものはないかな~と思いながらレタスクラブをめくっていると、夏休みの自由研究にもなりそうな、すごい料理が掲載されているではありませんか!!
お料理実験室…じゃがいもからわらび餅!?
嘘やん!?じゃがいもで作れるのなんて、せいぜいポテトサラダとかジャーマンポテトとか、イモイモした料理でしょ!?
今回キーポイントとなるのは、じゃがいもの成分、でんぷん!
みなさん、「片栗粉」の原材料がじゃがいもってこと、知ってましたか!?
私はまったく考えたこともありませんでした。
ということで、今日は片栗粉を実際に作ってみようと思います。
(1)まずはジャガイモを5個用意。

ボウルにさらしを広げ、その上にじゃがいもをすりおろします。
(2)たっぷりの水を加えたら、ねじりながら絞る!

この作業は長男にも手伝ってもらいました。黄色い汁が出てきます。
(3)汁はそのまま10分置き、上澄み液を捨てます。

(4)2、3の工程をもう一度繰り返します。
(5)ボウルの底に残ったでんぷんをゴムベラで剝がし取り、バットに移します。そのまま約8時間、自然乾燥させると…

見た目も触感も完全に片栗粉です。
しかし、これは本当に片栗粉なのか!?
料理に使えるの?ちゃんととろみ出る?
そんな疑問を解消するため、この白い粉を使って、次のページに紹介されていた「わらびもち風」を調理をしてみようと思います。
【材料】
手作り片栗粉を60g用意(じゃがいも10個分で用意できました)
砂糖…80g
きなこ、黒蜜…各適量
雑誌に掲載されている分量はこれの半分なのですが、乾かしている最中の片栗粉を見て「もしかして足りないかも…?」と思ってもう一回擦りおろしたのですが、乾燥してみたら2倍量完成しました。擦りおろすのは一回で充分でしたね。
せっかくなので、このまま2倍量で調理していきます!

鍋に片栗粉と砂糖、水2カップを入れ
中火にかけながら混ぜつづけます。

混ぜつづけていると、ある瞬間からモッタリとした とろみが!!
本当に片栗粉だった!
透き通ってきたら弱火にして30秒ほど練ります。
バット(なかったので今回は高温OKなタッパーを使用)を水で濡らして流し入れ、ラップを密着させます。

冷やし固めたら好みの大きさに切り、
きな粉をまぶして黒蜜をかければ…

わらび餅だ!!!
信じられますか、元じゃがいもですよ!?
実食。

心配していた「じゃがいも臭さ」は全く感じられません。
子ども達にも大好評で、おかわりを要求されました。
プルプルするのは何故だろう?
それは、加熱することにより、でんぷん同士の分子が絡み合い……
さて、この科学の答えは、夏休みの自由研究でじっくり調べてみるのはいかがでしょうか?
美味しく実験できるなんて、一石二鳥ですね。
私がこの実験をしてしみじみ思ったことは…
「片栗粉、大事にしよう」です。
一生懸命10個も擦って、できた片栗粉はたったの60gですよ。
市販の片栗粉のありがたみが身にしみました!
作=ゆむい
Information
イラストレーター。2012年2月生まれ「みつ」、2014年4月生まれ「みの」、3学年差兄弟育児に奮闘中。転勤族。現在は長野3年目。
■出典:『レタスクラブ』7/25発売号 楽しい☆おいしい お料理実験室
※最新の『レタスクラブ』(25日発売)で気になった記事を、人気ブロガーが試してみる・やってみる連載「Webレタス隊」、ちょこちょこ更新されるので見に来てくださいね!
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