母のコスメ代よりも、家族の食費!?子育て世代の「美容」意識調査!

ヘアケアはコストを抑えがち?

気が付けば3月もあと数日。「今年度も終わり!?」「我が子がもう〇年生…」など、時の流れを実感(痛感?)する時期でもありますね。”はじめまして”が増える4月に向けて、今から身なりを整えていきたいもの。と言うものの、育児中の皆さんは毎日忙しく自分の美容は後回しになってしまいがちですよね。そんな子育て世代の「美容事情」を、レタスクラブWEBが調査しました!
(2024/1/19~2024/1/28実施:回答者862人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の134人の回答を抽出)

【画像で確認】みんな美容に毎月いくら使ってる?ヘアケア1,000円未満が約8割!

限りある美容資金、子育て世代はスキンケアに投資!

毎月、美容にいくら使ってる?

まずは、美容に使う毎月の金額を調査しました。ジャンル別に「スキンケア」「メイクアップ」「ヘアケア」「インナーケア(サプリ、健康食品など)」で回答を集めたところ、スキンケアにお金をかけて、ヘアケアやインナーケアはコストを抑えている結果となりました。

「毎月の支出が1,000円未満」のジャンルでは、「インナーケア」がダントツの1位。
・スキンケア:28.4%
・メイクアップ:39.6%
・ヘアケア:42.5%
・インナーケア:59.7%

次いで「毎月の支出が1,000円~3,000円」では「スキンケア」「ヘアケア」の回答が伸びました。
・スキンケア:37.3%
・メイクアップ:39.6%
・ヘアケア:46.3%
・インナーケア:26.1%

「毎月の支出が3,001円~5,000円」に金額が上がると「スキンケア」が1位に!
・スキンケア:20.9%
・メイクアップ:15.7%
・ヘアケア:8.2%
・インナーケア:8.2%

5,000円を超えると全ジャンルで回答が10%を下回ったため、1つのジャンルに毎月5,000円以上使う方は多くなさそうです。

子育て世代の98.5%が、「お肌のお悩み」を抱えてます!

しみ&そばかす、どうにかしたい…

前問では「ヘアケアやインナーケアよりもスキンケアに投資!」という志向を持った方が多いということが分かりました。その理由を探るべく「お肌の悩みはありますか?」と質問。「しみ・そばかす」が1位ですが、「乾燥」「毛穴」「しわ」などの割合も高く複数のお悩みを抱えていることが分かります。

「お肌の悩みはありますか?」との質問には以下回答がランクインしました。
・しみ・そばかす:65.7%
・乾燥:56.0%
・毛穴:54.5%
・しわ:50.0%
・たるみ:42.5%

ちなみに、「特にない」と答えた方はわずか1.5%でした。(一度は言ってみたいセリフですよね…!)ほとんどの方がお肌に何らかのお悩みがあるようです。

自分のコスメよりも、家族の食費に投資?

美容に使う金額は減っている

食費に教育費に…何かとお金が必要になる子育て世代。家計のなかで美容にかけられるお金は増えているのでしょうか?そこで「直近の2~3か月で、消費が増えた/減ったもの」を調査しました。すると、「生鮮食品」「菓子類」など食費は増えて、減った項目には「コスメ」「酒類」など大人だけの楽しみになるものが含まれました。

消費が増えたものは、食費など家族に関わるものが多数ランクインしました。
・生鮮食品:29.9%
・菓子類:26.1%
・冷凍食品:20.1%
・お出かけ費:16.4%

逆に、消費が減ったものは「コスメ」「酒類」など大人向けの項目も見られました。
・特にない:47.0%
・お出かけ費:10.4%
・酒類:9.7%
・テイクアウト:9.7%
・コスメ:7.5%

コスメについては消費を抑え、家族の食費などに費用を回すという子育て世代の姿が浮き彫りになりました。

情報は足で稼ぐ…時代ではない!?美容情報はネットやSNSで

美容情報は対面よりWEBでゲット

いくつもの肌悩みを抱え「いざ購入!」と意気込むものの、美容商品の海から自分に合うものを1本釣りするのは至難の技。皆さんはどうやってお気に入りを見つけているのでしょうか?そこで、「美容の主な情報源」についてリサーチしました。

その結果、「WEBサイト(42.5%)」「Instagram(11.2%)」「口コミ(10.4%)」に回答が多く集まりました。一方、実際に店舗まで足を運ぶ「店頭(7.5%)」「美容部員(3.7%)」は上位にはランクインせず。まずは手軽にスマホやパソコンで情報収集する方が多いようです。

万年の化粧品迷子…いつ卒業できるの!?

私は万年、化粧品迷子…

最後に「化粧品(スキンケア、メイク)を選ぶときの悩みに一番近いものは?」と質問をしました。「自分に合う商品がわからない(58.2%)」がダントツの1位に。次いで「コストがかかる(18.7%)」「商品の違いがわからない(11.9%)」が並びます。

前問では、情報収集をスマホなどで行うという結果がありましたが、コスメカウンターでの肌診断などを組み合わせると、より自分にピッタリな商品が見つかりやすいかもしれませんね。

時間もお金も美容に全集中はできない…けれど、自分がご機嫌でいるために

今回の調査では、スキンケアを重視しつつも、食費などを優先してしまう子育て世代が多いという傾向が見られました。時間や費用に限りがある中でも、自分がご機嫌で過ごすために美容を楽しんでいきたいですよね。バタバタと食事を用意しながら「早くしなさーい!」なんて子どもを急かす朝も、合間の10秒に新しいリップを塗るだけでちょっと気分が上がるかも?

文=N.U

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