【若林理砂「ぼんやり不調を整える」】キーワードは「早寝」「運動」「豆類」。生活習慣を守って秋バテを防止!

残暑が厳しいこの季節。日中は蒸し暑いのに、朝晩は冷え込むなど、一日の中で気温の変化が大きいため、疲れがたまりやすい時期でもあります。また、台風の発生に伴い、気圧の変動が原因で自律神経のバランスが乱れ、頭痛や腰痛、関節痛、気持ちの落ち込みなど、心身ともに不調が現われることも。このように、外界からの刺激によって体調が左右されるということは、体が弱っている証拠。養生の基本ではありますが、生活習慣を一定に保つことが一番の予防策、改善法になります。
まず行なってほしいのが、早めに布団に入る習慣をつけて、充分に睡眠を取ること。やり残した家事や仕事を夜に行ない、つい寝る時間が遅くなってしまうという人もいますが、できるだけ就寝時間は守り、できなかったことは次の日の朝に行なうようにするといいですね。
ストレッチやウォーキング程度の軽い運動も適度に行なうと◎。運動する時間が取れない場合は、バスタブにつかりながら行なうトレーニング(下記参照)がおすすめです。夏の疲れも出やすい時期なので、体力をつけて、秋バテを防ぎましょう。
●今季の養生食材
【糖分や脂質を控えて、体の中を乾かす】

湿気が多い時期なので、体に水分をため込みやすい、甘いものや揚げ物などは避けて。湿を取り除く作用のある、豆類を多めにとって、体を内側から乾かしましょう。
●今季の養生ワザ
【バスタブ筋トレでインナーマッスルを強化】

バスタブにつかり、両手を縁に置きます。両ひざを曲げてお尻を浮かせ、ひざを胸に近づける→戻すを繰り返す運動。おなかの内側に力を入れながら行なうのがポイントです。
●「二十四節気(にじゅうしせっき)」でいうと今は…
【処暑(しょしょ)~白露(はくろ)~秋分(しゅうぶん)=8月23日頃~9月23日頃】
夏の名残の中、朝晩の冷たい空気に、秋の気配を感じ始める時期です。充分な睡眠とゆったり入浴で夏の疲れを残さず、元気に秋を迎えましょう。
Information
アシル治療室院長。新規の予約が取れないほどの人気鍼灸師。東洋医学や古武道術に精通し、独自の食事・生活指導も行なう。
若林理砂 公式ツイッター
イラスト=ねこまき 取材・文=彦田恵理子
出典:雑誌『レタスクラブ』掲載の連載「ぼんやり不調を整える 若林理砂の二十四節気の養生暮らし」
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