“おトクな買い物をした”。実はそれ「カン違い脳」にだまされています!
日々のチラシは欠かさずチェック、特売品を狙って買い物をしている、自称・買い物上手さんは大勢。なのに、なぜか思ったほど節約できてない…なら、カン違い脳にだまされているからかもしれません。「おトクな買い物」が、脳の錯覚だとしたら…。“おトク子”さんも、そんな一人のようです。
【おトク子さんの「カン違い脳」はコレ!】
●「今買わないと損!」思考はダメ! 無用な買い物のもと
●その「値引き品」、本当におトク? 冷静に値段をジャッジ!
【損を避けるあまりになぜかムダな買い物をしてしまう】
「不思議なことに、同じ金額なのに10万円もうける喜びと10万円損する痛みでは、損する痛みのほうが2~2・5倍くらい大きいといわれています。そのため、私たちは損をしたくないという気持ちがとても強く、それを避けようと考えて選択しているのです」と語るのは、ムダづかいを起こさせる心理に詳しい大江英樹さん。
ところが、損を避けようとするあまり、私たちの脳はなぜか、一見トクに見えるカン違いや錯覚を起こしてしまう傾向があるそう。その結果、買わなきゃ損だと思い込み、かえってムダづかいをしてしまうのだとか。「そもそも脳は間違えるものです。それを防ぐには、まず行動習慣を変えることが有益」(大江さん)。
例えば、「毎日コンビニに寄ってお菓子を買っている人は、週に1日でも行かない日をつくる、ネット通販でつい買い過ぎる人なら土日はサイトを見ないと決めるなど。損得の判断をする以前に、お金を使う場面に近づかないことで、ムダづかいは避けられます」と激★やす子さんも言います。
さて、あなたの脳もカン違いをしていませんか?