どう違う? 意外と知られていない「米酢」と「穀物酢」の使い分け方 画像(1/3) 香りの強い“米酢”は過熱しない料理に最適

酢豚や酢の物など、様々な料理に使われる調味料“お酢”。健康や美容面でも注目されており、毎日取り入れている人も少なくないのではないでしょうか。一方でお酢には様々な種類があり、使いどころに悩むこともしばしば。そこで今回は意外と知られていないお酢の使い分け方を紹介していきます。

 

米酢と穀物酢って何が違うの?

8月22日放送の「この差って何ですか?」(TBS系)では、「米酢の使い方」と「穀物酢の使い方」の“差”を特集。どちらも普段よく見る種類のお酢ですが、その使い方はあまり知られていない様子。番組では一般の主婦50人にインタビューが行われたのですが、ほとんどの人が使い分けていませんでした。

まず米酢とは、その名の通りお米を原料としたお酢。穀物酢に比べて香りが強いのが特徴ですが、この香りは加熱すると消えてしまいます。その為、酢の物や南蛮漬けなど加熱をしない料理に最適。

一方で、小麦や酒かす、コーンなどをブレンドして作られる穀物酢は香りがあまりないので、加熱による影響はほとんどありません。そのためこちらは加熱する料理に向いています。さらに番組に登場した調味料研究家・MICHIKOによると穀物酢は米酢に比べて値段が安いので、経済的な面でも加熱する料理には穀物酢が最適。せっかく高い米酢を買っても、加熱して香りを飛ばしてしまってはもったいないですよね。

これら2つの酢の使い分け方は知らなかった人も多いようで、「そもそも違いがある事を始めて知った」「米酢思いっきり酢豚とかにドバドバ入れてたわ」「全部の料理に米酢使ってたけど確かにもったいない事してたな」との声が相次ぎました。

 

お酢でさっぱり食べられる「なすの刺し身風」

ここで酢を使った料理のレシピを紹介していきます。まずは酢を加熱しない料理「なすの刺し身風」の作り方。たっぷりの熱湯になすを入れ、やわらかくなるまで茹でましょう。

その後粗熱をとったら冷蔵庫の中で冷やし、ネギ、青しそ、みょうがを切って水の中に。ナスのへたを切り落としてお皿に盛ったら、ネギ、青しそ、みょうがを添えます。最後に好みの割合で作ったからし酢じょうゆをかけたら完成です。

どう違う? 意外と知られていない「米酢」と「穀物酢」の使い分け方 画像(3/3) 【関連レシピ】「なすの刺し身風」

 

中華風のお酢料理「酢どり」

次は加熱する料理で、“酢豚”ならぬ「酢どり」をご紹介。まずとり肉を一口大に切り、しょうゆとお酒で下味をつけます。そして乱切りにしたにんじんを電子レンジで加熱しながら、ピーマン、玉ねぎ、しいたけといった食材を切っていきましょう。

その後油で熱したフライパンに片栗粉をまぶした鶏肉を投入。しっかり焼いたら臭みのある鶏肉の油をふき取り、サラダ油を足してから野菜を炒めていきます。全体に火が通ったら、酢やトマトケチャップなどを使った合わせ調味料を加え、混ぜ合わせたら出来上がり。鶏肉を多めの油で揚げるように焼くのが、美味しく作るコツです。

どう違う? 意外と知られていない「米酢」と「穀物酢」の使い分け方 画像(6/3) 「酢どり」

「米酢」と「穀物酢」はどの家庭にもある一般的なお酢ですが、しっかり使いこなすことで毎日の料理に明らかな差が生まれることでしょう。