コロコロなすにひき肉のうまみがじんわり「なすのガパオ風ライス」【Mizukiさんのなすおかず】

コロコロなすにひき肉のうまみがじんわり 「なすのガパオ風ライス」【Mizukiさんのなすおかず】

夏野菜の代表格・なすは、エスニック料理とも相性バッチリです。大人気料理家・Mizukiさんがおすすめするのは「ガパオ風ライス」。とり肉と組み合わせているので、たんぱく質も豊富です。ぱぱっと作れるのに味は本格派なので、ぜひ夏のブランチに!

【画像で確認】Mizukiさんのなすおかず。バリエはまだまだたくさんあります!
Mizukiさん

教えてくれたのは・・・
Mizukiさん
料理研究家。「簡単・時短・節約」「普通のおかずを華やかに」がコンセプト。身近な食材で失敗なく作れるレシピが評判を呼び、雑誌、テレビ、WEBメディアなど、さまざまなジャンルで活躍中。『レタスクラブ』では「Mizukiのコスパ最高!おかず」を連載中。

なすの下ごしらえのコツ

色よく仕上げたい人、注目!

なすのおかずをおいしそうに見せるためには、調理したときになすの皮を色よく仕上げるのがポイントです。なすの皮の色素は水溶性のため、加熱時に水分があると、色が抜けやすくなります。水にさらしてアク抜きしたあとは、水けをしっかりと拭きましょう。また、なるべく時間をおかずに皮側から焼くことで油でコーティングされ、色落ちが少なくなります。

水にさらすときは、ビニール袋に切ったなすと水を入れて口を閉じて。空気が遮断されるから、切り口の変色も防げます。

なすを水にさらすときは、ビニール袋に入れて口を閉じると切り口の変色を防げる


水けをきるだけではダメ。なすをペーパータオルにとり、水けをしっかりと拭き取ります。特に皮側は念入りに。

皮の色が抜けないよう、なすはペーパータオルでしっかり水気を拭き取る


上手に下ごしらえしたなすで、さっそく作ってみましょう!

なすのガパオ風ライス

オイスターソースのコクを効かせて

なすのガパオ風ライス

【材料・2人分】*1人分537kcal/塩分2.4g
・なす・・・ 2個(約160g)
とりひき肉・・・ 150g
・・・ 2個
玉ねぎ・・・ 1/4 個
・青じそ・・・ 5枚
・温かいご飯・・・ 茶碗2杯分
■A<混ぜる>
 └とりガラスープの素・・・ 小さじ1/4
 └オイスターソース、みりん・・・ 各大さじ1
 └しょうゆ ・・・大さじ1/2
 └塩、こしょう ・・・各少々
サラダ油 粗びき黒こしょう

【作り方】
1.なすは2cm角に切り、水に約5分さらして水けを拭く。玉ねぎは1.5cm四方に切る。

2.フライパンに油小さじ2を中火で熱する。卵を割り入れて目玉焼きを作り、取り出す。

3.フライパンに油大さじ1を足し、なすを炒める。しんなりしてきたらひき肉、玉ねぎを加えて炒め合わせ、肉の色が変わったら、Aを加えて煮からめる。全体がなじんだら、しそをちぎって加え、さっと混ぜる。

4.器にご飯を盛り、3をかけて2をのせ、粗びき黒こしょう適量をふる。

* * *

目玉焼きはぜひ半熟で!トロリととろける黄身を全体にからめると、味がマイルドになるので食べやすいですよ。バジルの代わりに青じそをのせてサッパリと。ぜひ作ってみてくださいね!

レシピ考案/ Mizuki 撮影/木村 拓 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子


文=高梨奈々

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<レタスクラブ ’24 7月号より>


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