『ソンジェ背負って走れ』で大ブレイク!キム・ヘユンの魅力爆発ドラマ3選
世界109か国で6週連続1位を記録した大ヒット韓国ドラマ『ソンジェ背負って走れ』。
日本でも渋谷PARCOにてポップアップストアが開催されるなど、放送終了後もその人気は続いています。
ポップアップストアは7月5日(金)~7月15日(月)に開催され、初日には入場整理券が受付開始後すぐに上限枚数に達するほどの大盛況ぶり!
グッズの販売だけでなく、出演者のパネルやドラマの写真、小道具などの展示もされ、ファンにはたまらない空間と話題に。
そんな中、『ソンジェ背負って走れ』の主役イム・ソル役のキム・ヘユンが7月に自身初となる日本ファンミーティングを開催することが決定! なんと、日本であのソルに会えるんです!
2024 KIM HYE YOON FANMEETING in JAPAN 「Hye-ppiness」
7月26日(金)大阪、7月28日(日)神奈川にて開催
詳細・チケット購入はイープラス公式サイトへ
今回は待望のファンミ開催を前に、知っておきたいキム・ヘユンのプロフィールや魅力、そして魅力大爆発のおすすめ出演ドラマ3つを紹介します!
実はコンプレックスだった…身長のせいでオーディションに落ちたことも
1996年11月10日生まれで現在27歳のキム・ヘユン。
笑うとできるキュートなえくぼと明るい声が特徴的です。
中学生の時に俳優を夢見始めたというキム・ヘユンは、2013年にドラマ『夢みるサムセン』に出演し、俳優デビューを果たしました。
身長は160cmで、韓国の女優としては低いほう。
それが原因でオーディションに落ちることも多く、コンプレックスだったと過去のインタビューで語っています。
ですが、ドラマで190㎝のロウン、189cmのピョン・ウソクと共演すると「ときめく身長差」として話題に! 今ではキム・ヘユンの強み、魅力ポイントになっています。
映画初主演作にして“最も権威のある映画賞”2冠達成
キム・ヘユンはその確かな演技力が高く評価されています。
2022年に映画初主演作の『ブルドーザー少女』で腕にタトゥーのある少女の役を演じ、韓国で最も権威のある映画賞とされる青龍映画賞と大鐘賞の2つにおいて、新人女優賞を受賞しました。
映画『ブルドーザー少女』(2022)
ある日、父親が重体となり、幼い弟と2人残された少女が社会への怒りをぶつける作品。
終始怒りに満ちたキム・ヘユンの表情と体当たりの演技が見られ、彼女の演技力の幅と表現力の高さに圧倒されます。
※『ブルドーザー少女』U-NEXTにて配信中
『ブルドーザー少女』での高い演技力が評価され、2023年の米経済紙「フォーブス」が選ぶ「アジアで最も影響力がある30代以下の30人」にも選出されました
ロウンやイ・ジェウク、ピョン・ウソク 共演した俳優は皆ブレイク!
キム・ヘユンといえば、共演俳優をブレイクさせることでも有名。
『偶然見つけたハル』のロウンやイ・ジェウクはドラマ終了後に大ブレイクし、次々と話題作に出演しています。
また、『ソンジェ背負って走れ』で共演したピョン・ウソクもドラマをきっかけに大ブレイク。
ピョン・ウソクはキム・ヘユンの演技について「彼女の感情がとてもよく伝わってきて、自分の感情も引き出せた」と絶賛しています。
どの俳優と共演しても息の合った演技を見せ、視聴者を作品に引き込むキム・ヘユン。
では、そんなキム・ヘユンの演技を存分に堪能できる、必見ドラマ3選を紹介します。
1▶苦労の末につかんだ大ブレイク作『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(2018)
SKYキャッスルと呼ばれる高級住宅街に住むエリートたちが、子供を名門大学に入れるために繰り広げる熾烈な争いを描いた社会派ドラマ。
韓国では2018年に放送され、視聴率が1.7%から23.8%となる社会現象を起こしました。7月25日から日本でリメイク版の放送が決まっており、今再注目を浴びている作品です。
■ドラマの役どころ
キム・ヘユンはソウル医大を目指す高校生カン・イェソ役。
とにかく負けず嫌いで、1つでも問題を間違えるとマスターするまで解く完璧主義。
高校を首席で入学し、成績も常に1位。母親からも愛されて自信家のイェソだが、クラスメートのヘナと、入試コーディネーターキム・ジュヨンの登場により、劣等感を抱き、徐々に感情を乱していく。
倍率200倍のオーディションに合格! 7年間の苦労の末につかんだブレイク作
大学4年生の時にイェソ役に選ばれたキム・ヘユン。その倍率はなんと200倍だったそう。
それまでの7年間、オーディションを受けるも落ち続けて、助演や端役で50作品以上出演してきたそうで、その努力がようやく花開いた瞬間でした。
助演ながら高い演技力で存在感を示し、キム・ヘユンはイェソ役で2019年百想芸術大賞の新人女優賞を受賞しました。
このドラマでは強烈で少し憎らしいキム・ヘユンの演技が見られます。
母親に従順でいい子だったイェソが、ライバルのヘナの登場により、感情をむき出しにして怒ったり泣いたり…。その迫力ある演技に引き込まれること間違いなしです。
『SKYキャッスル』 (C) Jcontentree corp & JTBC Content Hub Co., Ltd. all rights reserved. U-NEXTにて配信中
2▶明るく爽やかなイメージへと変身を遂げた初主演作『偶然見つけたハル』(2019)
漫画の中を舞台に、主人公以外のエキストラたちが作家によって決められた運命を変えるため奮闘する姿、恋愛模様を描いたラブコメディー。
■ドラマの役どころ
キム・ヘユンは生まれつき心臓が弱い会長令嬢のウン・ダノ役。
父親から愛され、天真爛漫で、自分こそは皆の視線を一手に集めるヒロインだと信じていた。だが、ある時から自我が芽生えたダノは、記憶が途切れることに異変を感じ、自分は漫画の世界のエキストラだと気付かされる。主人公の恋愛を成就させる役割のエキストラから脱出するため、ダノはロウン演じるハルに協力を求めていく。
強烈なイメージから一転 明るく爽やかな女子高校生に
ラブコールを受けてオーディションなしで決まったというドラマ初主演作。
『SKYキャッスル』の強烈なイェソのイメージが世間に浸透している中で、キム・ヘユンはダノを見事に演じ切り、明るく爽やかなイメージへと変えることに成功しました。
セリフの伝達力(ディクション)が優れていると言われているキム・ヘユン。
ドラマの前半ではキム・ヘユンが一人でひたすら話す場面が多く出てきますが、絶妙な間と表情で見事に演じていて、視聴者を物語に引き込みます。
作者の意図通りに動く“ステージ”と自分の意思で動く“シャドウ”の時の演じ分けも注目ポイントの1つ!
『ソンジェ背負って走れ』のソルに近い、愛らしくてコミカルなキム・ヘユンが見られるので、ぜひとも見てほしいドラマです。
『偶然見つけたハル』 (C)2019MBC U-NEXTにて配信中
3▶時代劇初主演ドラマ『御史<オサ>とジョイ』(2021)
朝鮮時代を舞台に、地方官の監察を秘密裏に行う王室の官吏 暗行御史(アメンオサ)と、幸せな人生を生きるために離縁した女性ジョイが出会い、事件を解決していく作品。
■ドラマの役どころ
キム・ヘユンは情けない夫と意地悪な姑から解放され幸せになるために、離縁する庶民の女性キム・ジョイ役。
ひょんなことからテギョン演じる暗行御史ラ・イオンに出会い、イオンの仲間たちと共に捜査に関わることになる。
自身初の時代劇主演 ジャンルにとらわれない演技力
キム・ヘユンが主演として初めて時代劇に挑戦した作品。
時代劇ですが、現代に近い軽やかな口調で話す明るいキム・ヘユンが見られます。
自ら幸せをつかもうとする自立的なジョイ。イオンとのコミカルなやりとりと徐々に発展していく恋愛関係が見どころです。
以上、キム・ヘユンの必見ドラマ3選を紹介しました。
心をときめかす明るい笑顔を見せたかと思えば、鳥肌が立つような怒りの演技や、胸が締め付けられるような泣きの演技をするキム・ヘユン。
若手俳優の中では間違いなくトップクラスの演技力を持つ実力派俳優です。
作品ごとに新しい表情を見せてくれるので、今後の活躍がますます期待できますね。
学生時代はダンス部に所属し、踊ることが大好きだそう。
初の日本ファンミーティングでどんな姿を見せてくれるのか、魅力あふれるキム・ヘユンに会えるのが今から楽しみですね!
テキスト=Kudo Momoko
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