不良になることを「ぐれる」というのはなぜ?貝のハマグリが関係していた⁉/大人の最強雑学1500(34)

「ぐれる」は、ハマグリが起源

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』34話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


「ぐれる」は、ハマグリが起源


正しい道を踏み外す、あるいは不良になることを「ぐれる」というが、この言葉は貝の「ハマグリ」に由来している。

ハマグリは、もともとペアだった殻でしかピッタリと合わせられない。そのため古くは、「貝合わせ」と呼ばれる、ペアの貝殻を探す神経衰弱のような遊びに使われていた。こうして、ハマグリの殻の前後が逆になり、食い違って合わないという意味の「ぐりはま」という言葉が生まれた。

そして、この「ぐりはま」は「ぐれはま」と変化し、さらに「ぐれ」と略されるようになる。さらに、この「ぐれ」が動詞化し、少年や青年が反抗的な行動をするようになることを「ぐれる」というようになったのだ。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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