お金を扱うのに「金行」じゃないの?「銀行」と呼ばれる理由/大人の最強雑学1500(35)

お金を扱うのになぜ「金行」ではなく「銀行」なのか?

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』35話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


お金を扱うのになぜ「金行」ではなく「銀行」なのか?


お金を扱うのなら「金行」がふさわしい気もするのだが、なぜ「銀行」と呼ぶのか。

「銀行」という言葉が生まれたのは明治初期。近代国家としての金融機関が必要となり、英語の「bank」をどう訳すべきか、福澤諭吉をはじめとする学者らが協議を重ねた。候補には、金舗、金司、両替屋、金行、銀行などが挙がったが、結局、銀行に決まった。「行」は中国語で、商店や市場を意味する。

「銀行」が選ばれたのは、当時は銀が最も多く流通していて、隣国の中国が銀本位制を採用していたから。「金行」よりも発音しやすいのも理由の一つだったようだ。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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