若者が使う「まじ」は、じつは江戸時代に使われていた言葉だった!/大人の最強雑学1500(37)

若者が使う「まじ」は“今時の言葉”ではない

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』37話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


若者が使う「まじ」は“今時の言葉”ではない


「まじ、ムカつく」のように使う「まじ」は、現代の若者の話し言葉の代表格ともいえるが、じつは江戸時代に使われていた古い言葉だ。

江戸語の辞典によると、まじは「まじめの略、真面目・本当」などの意味で、1781(天明元)年に刊行された『洒落本 にゃんの事だ』にも、「気の毒そふなかほ付にてまじになり」などと「まじ」が登場している。この言葉は当時、主に芸人の楽屋言葉として使われていたそうだ。

しかし、前述の「まじ、ムカつく」などには「超」「とても」のようなニュアンスもあり、若者たちが古い言葉を現代風にアレンジしたものともいえるだろう。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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