地球の中心はドロドロ⁉知られざる地球の内部構造を解説/人類なら知っておきたい 地球の雑学(23)

地球上で起きていること、どれだけ知っている?
この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね。例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」
そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します。太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません。
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。
地球の中心はドロドロ⁉ 知られざる地球の内部構造
地球の中心部は、いったいどのようになっているのか。今よりも科学技術が発展していない時代、地球の中身は均質でドロドロに溶けたものが詰まっていると考えられていた。しかし、現在ではその考えが間違っていることがわかっている。
地球の内部は、外側から地殻、マントル、核と呼ばれる三つの層に分かれている。ゆで卵にたとえるなら、殻は地殻、白身がマントル、黄身が核といったところだ。
まず、地球の中心部にある核は、鉄とニッケルを主成分としており、内核と外核に分けられる。約400万気圧という超高圧下にあることから、6000~8000℃と推定される超高温を保ちながら、溶けることなく固体の球状をしている内核を、液体状の外核が包んでいる。
続いて、外核を包んでいるのがマントルで、かんらん岩などの岩石でできている。液体だと勘違いされることが多いが、マントルはあくまで固体。ただし、超高圧と高温下にあることから、非常にゆっくりと対流している。
そして、マントルの上に乗っているのが、私たちが立っている地殻で、花崗(かこう)岩や玄武岩などの軽い岩石でできている。その厚さは大陸部で30~60キロメートル、海洋部で5キロメートルといわれているが、地球の半径と比較すると、わずか0.5パーセントほどの厚さしかない。
こうした地球内部の様子は、当然直接見ることができない。そこで、やわらかいものや硬いものにぶつかると伝わる方向が曲がったり、跳ね上がったりする「波」の性質に着目し、地震波などを利用することで、地球内部のさまざまな調査が行なわれている。
著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』
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