ダイエットを諦めた人に読んでほしい!『痩せるより大切なことに気づいたら、人生で一番楽に17kgのダイエットに成功しました』著者が語る成功のコツとは?
人生で1番「楽」にダイエットと聞くと、「ちょっと怪しい…」「どうせ無理なダイエットなんでしょ」と疑ってしまいますよね(笑)。でもご安心を!本作では、心身ともに健康に、自分にぴったりのダイエットの仕方が見つけるコツが描かれています。
著者は、『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら二度と散らからない部屋になりました』シリーズでおなじみの漫画家・なぎまゆさん。実は、過去にダイエットとリバウンドを繰り返してきた経験があるのだとか。そんななぎまゆさんが、『痩せるより大切なことに気づいたら、人生で一番楽に17kgのダイエットに成功しました』で描いたダイエット成功の秘訣とは…?
ダイエット成功までを描いた実録コミックエッセイ
過去に何度もダイエットに挑戦しても、思うように痩せられなかったり、リバウンドを繰り返したりしていると、「もう私にはダイエットは無理!」と諦めたくなってしまうもの。漫画家・なぎまゆさんもその一人で、40代となり、人生のピーク体重を更新しながらも「ダイエットを頑張る理由がないんだよな…」と現実逃避。若い頃に比べると、ダイエットへの関心がすっかり薄れてしまっていました。
そんな中、友人が糖尿病を発症したという衝撃的な事実と自らの持病の悪化もあり、約10年ぶりのダイエットを決意!今回こそリバウンドしないように、「最後の」ダイエットとなるように、過去のダイエット日記を読み返すなぎまゆさん。そこには、最初こそ順調に痩せているものの、途中からはダイエットがツラく、全然幸せそうじゃない自分の姿が…。
なぎまゆさんが過去の自分と向き合い、心身ともに健康を保ちつつ、-17kgのダイエットを成功させたコツとは…?
ダイエットによって完璧でない自分を許容できるように
――本作のエピソードでは、順調にダイエットを進めているなぎまゆさんですが、これまでのダイエットでの失敗・挫折エピソードなどはありますか?
なぎまゆさん:今までのダイエットでは「ダイエット中の成人女性は1200~1400kcalくらいの食事をしましょう」的な情報をどこかで仕入れてはその通り実践して、全然続けられなくてリバウンド…、というのが一番やりがちな失敗パターンでした(今回のダイエットでは1800~2000kcal摂っていました)。
あとは割安だからという理由で、お菓子などは大入り袋を選んだり、まとめ買いをしたりするのも、失敗の原因の一つだったなあと思います。私は目の前にあったら、あっただけ食べてしまうので。今は例え割高であっても。なるべく必要な個数だけ買うように気をつけています。
――今回のダイエットをする前と現在で、体型以外に変化したことはありますか?
なぎまゆさん:太りすぎていた時は体型へのコンプレックスからか「体重は少ないほど偉い」「体重が多いから自分はダメなやつだ」など極端な思考になりがちだったのですが、ある程度体重が落ちて自分自身で無理なく体重をコントロールできているという実感を持ってからは「自分は困ってないし、健康に問題ないならこれくらいでいいじゃん」という感じで、曖昧を許容できるようになったと思います。ダイエットに限ったことではないですが、自分で自分をコントロールできているという感覚を得られると、別に完璧でなくてもいいと気づけるのかもしれないと思いました。
――過去にご自身の体型について揶揄された経験によるトラウマやコンプレックスについては、作中でも触れていますね。なぎまゆさんは、ご友人の言葉で「太っているから揶揄されても仕方ない」という考えから抜け出すことができましたね。今、以前のなぎまゆさんと同じように悩んでいる方に、どのような言葉をかけたいですか?
なぎまゆさん:同じように友人の言葉をそのままかけたいです。内容はぜひ漫画で読んでいただきたいですが、あまりにも当たり前で、あまりにも大切な言葉なのに、体型へのコンプレックスが強かった時はそれにずっと気づけず苦しんでいたので…。
無理や我慢をしなくても、なんとかなるんです♪
――本作はただのダイエット記録ではなく、自分との向き合い方・ダイエットの捉え方・体型に対するコンプレックスへの考え方など、さまざまな要素が含まれていたように思います。どんな人に読んでほしいですか?
なぎまゆさん:かつての私のように「ダイエットを何度もしてきたけど毎回失敗してきた。私は相当我慢したり無理をしたりしない限り、肥満から抜け出すことはできないんだ」と思っている人に読んでほしいです。我慢や無理をしなくても何とかする方法や考え方を、できる限り描いたつもりです。
――これからはどのような作品を描いていきたいですか? 今後の展望を教えてください。
なぎまゆさん:片付けもダイエットも生きていく上で必要なことなのに、今までどれだけ我慢や無理をしてもうまくいかなかったのですが、視点や考え方を変えるだけでこんなにも違うものなのか、という驚きがありました。そしてそれを漫画という形で共有することで、同じように悩んでいる方から「やる気になった」「私にもできた」「家族ができるようになった」などのお声をありがたいことにいただくことができました。今後も様々なテーマでそのような作品を描いていけたらいいなと思います。
――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
なぎまゆさん:私の経験が、私と同じ悩みを抱えている方の悩みを解決するきっかけになれば本当に嬉しく思います。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
* * *
なぎまゆさんのように、体型コンプレックスを抱えている方は多いですよね。ダイエットに失敗した時、自分はダメなんだと、もっと自信をなくしてしまうことも…。本作には、そんな方にやる気と自信をくれる言葉がたくさん! ダイエットを諦めた人にこそ、ぜひ読んでほしい作品です。
取材・文=松田支信
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