三陸・常磐の水産加工品はおいしくて栄養満点!冬の健康維持に役立つ海の幸レシピ3選
健康的な食事のために魚介類を取り入れたい人が約75%!
近年、消費者の食の志向は「健康志向」が最も多く、魚介類を購入する理由として「健康への配慮」を挙げる人が75%を占めています。

農林水産省「食料・農業及び水産業に関する意識・意向調査」 参照:令和5年度 水産白書
実際に、オメガ3脂肪酸や魚肉たんぱく質を含む水産物の摂取が、健康に良い効果をもたらすことは、さまざまな研究で明らかになっています。
そこで管理栄養士・料理家長谷川あかりさんが、健康に配慮した水産加工品を使用したレシピを3品、考案してくれました。長谷川さんは子役から芸能界で活躍し、引退後に大学で栄養学を学んで作ったレシピがSNSで大反響。近年は雑誌やWEBでレシピ開発を行い、著書も多数の人気料理家です。

「体調を崩しやすい冬を健康で乗り切るには、免疫力を高める栄養素の摂取が重要です。とくに、栄養価が高く、調理が簡単で、毎日に取り入れやすい水産加工品を使った料理がおすすめ。水産加工品は、保存性に長けており、ご家庭にストックがあれば都度お買い物に行かなくても、おいしい料理を簡単に作ることができます。下処理済みだから調理の手間も大幅に省けるので、とっても便利な食材なんです。忙しい毎日でも無理なく健康管理をサポートしてくれる水産加工品には、私も日々助けられています」(長谷川さん)
UMIUMAとは、”うみ”の”うまい”。東日本大震災を乗り越えて三陸・常磐で水産加工品をつくり続ける人々や地域を応援するブランドです。UMIUMAやECサイトUMIUMARTでは三陸・常磐地域から、様々な"うみ”の”うまい”をご紹介しています。
「UMIUMA商品には三陸・常磐の海の幸のうまみがぎゅっと凝縮されているので、その味を生かしながら、さらにおいしく健康になるレシピを考えました。福島県相馬市松川浦の香りの高い『乾燥あおさ』は、豊富な食物繊維が腸内環境を整え、免疫機能をサポート。宮城県産の脂の乗った『銀鮭中骨』は、 カルシウムを効率的に摂取でき、骨の健康を強化します。また、丁寧に手詰めされた岩手県三陸産の 『さんま水煮缶』にはDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富で、心血管の健康を支え、冬の乾燥しやすい肌に内側から潤いを与えます」(長谷川さん)
冬の冷え対策に「あおさのシーフードカレー」

冷えだけでなく免疫力向上にも最適なレシピ。あおさの豊富な食物繊維が腸内環境を整え、免疫機能をサポートします。カレーのスパイスは体を内側から温め、血流を促進。あおさとカレーの意外な組み合わせのおかげで、フライパン一つでできるのに本格的な味わいです。あおさの持つ豊かな風味と旨みをしっかり楽しめる、体に優しいレシピです。
【材料(2人分)】
・乾燥あおさ…10g
・冷凍シーフードミックス…1袋(150g)
・長ネギ(白い部分)…2本分
・バター…10g
・料理酒…大さじ2
■A
└水…300ml
└おろしにんにく…1片分
└カレー粉…小さじ2
└塩…小さじ2/3
└みりん…小さじ2
└レモン汁または酢…小さじ1
└しょうゆ…小さじ1/2
・紫玉ねぎスライス、カットレモン…各適量
・ごはん…2人分
【作り方】
1.長ネギは粗みじん切りにする。
2.深めのフライパンにバターを中火で熱し、1と塩ひとつまみ(分量外)を加えてしんなりするまで炒める。
3.シーフードミックスを凍ったまま加え、料理酒を加えて水気を飛ばしながら炒める。
4. あおさとAを加え、煮立ったら味をみて、やや濃いと感じる程度に塩(分量外)で味を調える。
5.器にごはんを盛り付け、4をかける。紫玉ねぎとカットレモンを添える。
【使用するUMIUMAグルメ】

すてっぱず松川浦乾燥あおさ
水産加工業者:株式会社マルリフーズ
マルリフーズが取り扱っているあおさの原材料「ヒトエグサ」は、食感がよく、香り高いのが特徴です。
冬の免疫力向上に「鮭トマトグラタン」

骨や汁まで丸ごと使える鮭缶を活用。鮭に含まれるビタミンDとチーズにも含まれるカルシウムを効率よく摂取できる、骨の健康を支えるためのレシピです。クリーミーだけどヘルシーで、ダイエット中の方もおいしく楽しめ、何度でも作りたくなる一品です。鮭缶が丸ごと入っていますが、骨も柔らかいのでそのまま食べられます。アクセントにタバスコをかけるのもおすすめ。
【材料(1~2人分)】
・鮭缶…1缶
・トマト…中1個(150g)
・玉ねぎ…1/2個
・バター…8g
・小麦粉…大さじ1
・みりん…小さじ1と1/2
・塩…小さじ1/4
・ピザ用チーズ、あらびき黒こしょう…各適量
タバスコはお好みで
【作り方】
1.トマトはざく切りに、玉ねぎは繊維に沿って5mm厚さに切る。
2.フライパンにバターを中火で熱し、玉ねぎと塩ひとつまみ(分量外)を加えてしんなりするまで炒める。
3.トマトと塩ひとつまみ(分量外)を加え、トマトから水分が出てくるまで炒める。
4.小麦粉をふり入れ、粉っぽさがなくなるまで炒め合わせる。鮭缶の水分だけを少しずつ加え、トマトをつぶしながら炒め全体をなじませる。
5.鮭を骨ごと加えてさらに木べらでつぶしながら炒めたら、塩とみりんを加えて混ぜ合わせる。
6.とろみがついたら耐熱容器に移し、ピザ用チーズをかけて焼き色がつくまでトースターで焼く。あらびき黒こしょうをふる。好みでタバスコをかける。
【使用するUMIUMAグルメ】

銀鮭中骨
水産加工業者:気仙沼ほてい株式会社
鮮度良好で脂の乗った宮城県産の銀鮭を使用。骨に身もたっぷり付いているので、おいしくカルシウム補給ができます。
冬の乾燥予防に「さんまと春菊のライムサラダ」

DHAとEPAが豊富なさんまの水煮缶を主役にした、冬の乾燥対策にぴったりのレシピ。DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸は心血管の健康をサポートし、冬が旬の春菊の抗酸化作用で免疫力も高められます。青魚のさんまとライムは香りの相性がよく、ライムの酸味がさんまのうまみを引き立たせます。作り方はシンプルですが、特別感と存在感があり、どんな食事とも合わせやすいサラダです。
【材料(2人分)】
・さんま水煮缶…1個
・春菊…100g
・オリーブオイル…小さじ2
・ライム…小さじ2
・塩…小さじ1/3
【作り方】
1.春菊は食べやすい長さのざく切りにし、ボウルに入れる。
2. 1に汁気をきったさんまの水煮と、水煮の汁小さじ2を加える。
3. オリーブオイル、ライム果汁、塩も加え、よく混ぜ合わせる。味をみて塩(分量外)で調える。
【使用するUMIUMAグルメ】

さんま水煮缶
水産加工業者:株式会社タイム缶詰
厳選した三陸産のさんまを丁寧に下処理し、赤穂の天塩を使い水煮缶にしました。飽きのこないシンプルな味付けで、程よく引き締まった身からはうまみが感じられます。
おいしく食べて東日本大震災の被災地を応援
東日本大震災の被災地域で水産加工業などの復興を支援・サポートする「復興水産加工業販路回復促進センター」は、支援策の一環として、三陸・常磐地域から、“うみ”の“うまいもの”を厳選して紹介するサイト「UMIUMA」を運営しています。
豊富な栄養を含む寒流の親潮と暖流の黒潮が交差し、大量のプランクトンを発生させる潮目を形成する、世界三大漁場を沖に持つ三陸・常磐。この地域は多種多様な海産物が豊富で、職人の加工技術により、品質に優れた栄養価の高い水産加工品が取り揃えられています。
レシピでも使用しているUMIUMA商品は、三陸・常磐の水産加工品専門のオンラインショップ「UMIUMART」や、各水産加工業者のオンラインショップから購入することができます。

調理に手間がかかる、臭いがつく、バリエーションが少ない…といった魚料理のハードルをクリアし、手軽にいろいろ使える缶詰などの水産加工食品は、とても優秀な食材です。おいしく食べることで被災地支援にもなりますから、ぜひUMIUMA商品を活用して、グルメな食卓を演出しましょう!
<Profile>
長谷川あかりさん
1996年埼玉県生まれ。料理家、管理栄養士。10歳から子役・タレントとして活動、『天才てれびくんMAX』(NHK教育テレビ、現Eテレ)をはじめ、さまざまな番組に出演する。大学で栄養学を学んだ後、SNSで始めたレシピ投稿が大反響を呼び、現在は雑誌、Web、テレビなどで幅広くレシピ開発を行っている。2024年夏に自身初となるパーソナルムック『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.1』(扶桑社)を発売。近著に『いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖』(KADOKAWA)、11月20日には最新刊『米とおかず』(光文社)が発売される。
文=高梨奈々
Information
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