「生ハム」は生肉じゃなかった!? 知ってるようで知らないハムについての豆知識
「今日は何を作ろうか…?」と、悩みがちな毎日の献立に、心強い味方となるのが「ハム」。安価で日持ちもする便利な食材ですが、詳しく知る人は意外に少ないのではないでしょうか? 農畜産業振興機構による「ハムについての豆知識」をもとに、正しい知識を身につけましょう。
ハムは、なんの肉から作られているの?
ハムに使われているのは、ほとんどが豚肉です。子豚の成長が早く、安定して調達できるのが大きな理由の1つ。また、食感や味がいいことや、色もおいしそうなところが、ハムに適しています。
じつは、「ハム」とは英語で「豚のもも肉」という意味ですが、いまはロース肉で作ったロースハムなど、ほかの部位を活かした物も作られています。
ハムと生ハムの違いは、製造工程
「ハム」と「生ハム」は、加熱するかどうかが大きな違いになっています。ハムは、塩漬けにすることで風味を高め、細菌の生育を抑えて長期保存を可能にします。それを湯煮や蒸煮で加熱したものが、一般的なハムなのです。
一方で、「ラックスハム」とも呼ばれる生ハムは生肉と思われがちですが、じつはそうではありません。肉を長時間、塩漬けしたあと、低温でくん煙したり乾燥熟成させたりします。こうして、独特の風味がある生ハムができあがるのです。
ハムをおいしくいただくためには、保存方法も大切ですよね。包装を空ける前のハムは、一般的には10℃以下で保存するように定められています。商品ごとにパッケージに保存温度が記載されているので、しっかり確認しましょう。
開封後は空気に触れないように、ラップでしっかりと包んでから冷蔵庫で保するのがおすすめです。冷蔵庫に入れたからと安心せずに、なるべく早く食べてくださいね。
【関連レシピ】マッシュルームの生ハム詰め
生ハムを使ったスペインのおつまみ「タパス」を作ってみましょう。
<材料>(2人分)
生ハム…2枚(約20g)
マッシュルーム…6個
パセリのみじん切り…適宜
・オリーブ油、塩、粗びき黒こしょう
<作り方>
1.マッシュルームの軸をくりぬいたところに、生ハムをぎっしりと詰める。
2.フライパンにオリーブ油大さじ1~2を熱し、1を並べる。焼き色がついたらふたをして1分ほど蒸し焼きに。塩、こしょう各少々をふり、パセリを散らす。
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