チャーハン党に朗報!? お米の硬さを変えられる新技術が開発される

日本人はもっちりとしたやわらかいお米を好む傾向がありますが、料理によってはその特徴が合わない場合もありますよね。でも、外国のお米はなんかパサパサしている気がするし…。こんな悩ましい問題を解決してくれるかもしれない面白い新技術があります。
10月に農業・食品産業技術総合研究機構が発表したのは、お米の硬さやねばりを調整できる新技術。稲の遺伝子を組み合わせることで、お米の硬さを一般的なやわらかいものから、タイ米のように硬いものにまで変えられるそうです。
いまある品種に硬い性質だけを加えれば、日本人の好みに合った味に、硬さも加えた新しい米ができるかもしれません。
外食産業で増える硬いお米の需要
これまでのお米は、コシヒカリのようなやわらかさとねばり強さをベースに、品種改良が重ねられてきました。しかしながら、食の多様化や外食産業の発展によって、いまではお米にも、さまざまな性質が求められています。
たとえば、チャーハンや牛丼、カレーなどに使うお米は、ベタベタしたやわらかいものよりも、硬くてさっぱりとしたご飯のほうが合うのです。また、お弁当工場などでは、容器にくっつかないように、ねばりが少ないお米の方が作業を進めやすいという事情もあります。
今回開発された新技術によって、こうした外食産業での作業効率化も期待できるというわけです。

硬いお米は、飲食店や食品メーカーだけでなく、私たちの家庭でも利用できそうです。家で作るとベタベタしがちなチャーハンも、硬いお米を使えば、簡単にパラリと美味しく仕上がります。
毎日食べるご飯も、しっかりと歯ごたえのある硬さがいいという人も少なくありませんし、茶碗に付きにくいお米ができたら、洗い物の手間も省けますので一石二鳥。
これからは、お米も味だけで選ぶのではなく、用途や性質によって使い分けるのが当たり前になるのかもしれませんね。
【関連レシピ】チャーハン

硬いご飯なら、いつもよりおいしいパラパラのチャーハンが作れれる!?
<材料>(2人分)
冷凍グリーンピース…大さじ1~2
冷やご飯…茶碗3~4杯分(450g)
チャーシュー(薄切り)…50g
長ねぎ…1/2本
卵…1個
サラダ油…大さじ2
・塩、こしょう、しょうゆ
<下ごしらえ>
1.グリーンピースはぬるま湯につけてもどし、水をきる。ご飯はボウルに入れ、手に水をつけて混ぜ、ほぐしておく。
<作り方>
1.チャーシューは2~3cm長さのせん切り、ねぎは3~4mm長さの小口切りに。
2.《炒める》ボウルに卵を割り入れ、溶きほぐす。中華鍋を熱して油適宜(分量外)をなじませてあけ、油を熱し、溶いた卵を一気に入れ、玉じゃくしなどで混ぜる。
3.卵に半分くらい火が通って半熟になったら、ご飯を入れる。ご飯粒がパラパラになるまで炒め、塩小さじ1/2、こしょう少々を加えて調味し、1を入れてさらに炒める。
4.グリーンピースを入れて混ぜ、最後に鍋肌からしょうゆ大さじ1/2を回し入れてひと混ぜし、香りをつける。
5.《盛る》中華玉じゃくしを使って、こんもりと山高になるように器に盛る。
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