「え、2999円⁉」一時は売り切れも…Amazonベストセラー『にんじんドレッシング』なぜ飛ぶように売れるのか?

Amazonのイタリアンドレッシングランキングで1位(5月29日時点)を獲得しているのは、その名もずばり「生きるドレッシング」。
このドレッシングをプロデュースしているのは、料理インフルエンサー・経塚翼さん。
経塚翼さんはSNS総フォロワー数100万人超え。「日本の農家さんを応援したい」という想いから、商品のアドバイザーのほか、農家さん支援アクスタを作り、印税をすべて農家さんの支援に充てるなどの活動をしています。


日本の農家の現状に危機感を抱き、地域活性化につながる活動をしたいと考えていたという経塚翼さん。
そこで出会ったのが宮崎県で道の駅を運営している大内康勢さんでした。
大内さんは東京の大手不動産会社に勤務していましたが30歳を目前に自然豊かな地方への移住を決意し宮崎県都城市高崎町へ。地域の食材を使った商品開発などにかかわり、道の駅「星の駅たかざき」を運営しています。
そこに株式会社トラシェアの周澤旭 (しゅうたくきょく)さんが加わります。
経塚さんの熱い想いに胸を打たれ、国産の野菜をたっぷり使用した加工品として「にんじんドレッシング」を開発することに。商品の製造を大内さんが、プロモーションを周さんが担当することになりました。

農家の高齢化、地域の過疎化、後継者がいない現状…。「加工品を作ることで地元の農家さんに還元し、農家さんを応援したい」と経塚さんは語ります。
経塚翼さんのこだわりと想いが詰まった「にんじんドレッシング」は1年以上の試作期間を経て商品化。そして、「生きるドレッシング」がAmazonではベストセラー入り。
国産野菜100%使用!野菜配合率はなんと7割!「黄金比率」にこだわる理由
「生きるドレッシング」は、野菜配合率がなんと7割。
「一般的に市販されているドレッシングの約3.5倍なんですよ!」と大内さん。
試供品のパッケージラベルをはがした状態でドレッシングを見せていただくと、二層になったドレッシングから野菜の配合率が一目瞭然。

農薬をなるべく減らして作られた、九州産の国産野菜を100%使用。
オイルは熊本県で製造されている純正菜種油、お酢は鹿児島県、醤油は大分県産を使用したまさに「国産ドレッシング」。
栄養を壊さないために非加熱・無加工の上に、なんと冷蔵配送をしています。
ひと口食べると、野菜の甘み、コク、そしてほのかな酸味が口いっぱいに広がり、野菜が主役級のおいしさに変身! 野菜のおいしさや粒々感をしっかり感じることができ、ドレッシングというより、うまみがギュッとつまった濃厚なソースのような味わい!
サラダはもちろんのこと、豚しゃぶのタレとして食べるのがおすすめだそうで、試してみたところ、大感動! 野菜のおいしさがガツンと詰まっているので、お肉に負けない存在感で相乗効果を発揮するんですね。
一度食べるとリピートしたくなる、その味がベストセラー入りを果たした最大の理由なのでしょう。
「『え、2999円⁉』と驚かれることも多いのですが、一度手に取ってもらうと皆さん納得されて、必ずリピータになってくださるんです。おかげ様で反響が大きく、売り切れのことも多いのですが、今後は在庫をなるべく切らさないようにしっかりお届けしていきたいです」と周さん。

野菜を提供している農家のひとり、宮崎県都城市高崎町の山崎さんは
「農家の現状はとっても大変。肥料やテントなど全部が値上がっていて、人件費なんてゼロです。でもみなさんに安くておいしい野菜を食べてほしいし、先祖代々の土地を荒らすわけにはいかないから。こんな風に加工品に使ってくれるのはありがたい」と語ります。

経塚さんは今後も農家さんを応援したいという気持ちのもと商品開発を進めていくそう。
現在は宮崎県産のらっきょうを使ったラー油を地元企業と開発中とのことで、「僕たちも地元企業さんもこだわりすぎて、いつできるかわからない。3年後くらいかも(笑)」と経塚さんは笑います。
最後の一滴まで飲み干したくなると話題の「生きるドレッシング」。
作り手の想いがたっぷり詰まっていることもおいしさの秘密なのかもしれません。
【レタスクラブWEB編集部YYY】
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