【130人に聞きました】子育て世代女性が嘆く「今ここがしんどい!」

仕事に家事に育児に、日々奔走している子育て世代の女性たち。タスクに追われ、つい自分のことは後回しにしてしまう人も多いのではないでしょうか? でも、自分自身をケアする「ご自愛」の時間が取れずに走り続けていると、気づけば身も心もしんどい状況に陥ってしまうことも。
そこで、レタスクラブWEBでは子育て世代の女性たちが、今しんどいと感じていることについてアンケート調査を実施しました。身体的な不調から精神的な不調まで、子育て世代女性を襲う様々なしんどさの元凶が明らかに。気になりながらも、なかなか「ご自愛」に至らない理由も見えてきました。
(2025/7/17~2025/7/21実施:回答者718人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の130人の回答を抽出)
この老け顔が私⁉ 増え続けるシミ、シワ、白髪に鏡を見るたびへこむ…

まず、「いま、『ここがしんどい/気になる』と感じている体や心の部位を教えてください」と聞いたところ、断トツに多かったのは「顔の肌/シミ・シワなど(70.8%)」でした。子育て世代女性の約7割が、シミやシワをはじめとした肌トラブルをしんどいと感じていることがわかります。
気になる理由としては、「鏡を見るたび『シミが多いなぁ…』とへこむ」「いつの間にか老いていて、鏡を見ると自分の顔だとは信じたくないような顔が映って嫌になる」など、鏡で自分自身と向き合った際に老化を実感するという声が多数。歳を重ねるにつれ、シミやシワが増えていくのは仕方ないことだとわかってはいても、現実として目の前に突き付けられると、なかなか受け入れがたいですよね。
次に多かったのは、これまた鏡を見れば否が応でも目に入ってくる「髪/白髪など(55.4%)」で、過半数以上の方が気になっていると回答しました。白髪や薄毛、髪のパサつきなどの髪トラブルは、シミやシワと同様に老けた印象を与えてしまうため、やはり気になりますよね。また「出産するたびに白髪が激増していく」など、産後に髪質が変化したという声も。まさに我が身を削って子育てしている様子がうかがい知れます。
寝てもHPが全回復しない!慢性的な痛みから負のスパイラルに…
続いて、「目(42.3%)」「肩(35.4%)」「腰(33.1%)」などの疲れや痛みを訴えている方も、それぞれ3~4割程度と、それなりに高い水準を示しました。目に関しては老眼に悩んでいる方も多く、「小さい字が見えづらいので、肩が凝ります」など、老眼からの肩こりという負の連鎖に陥ってしまうケースも。他にも、「肩こりと首こりがひどくて片頭痛に」「体が痛くて気持ちも沈む」など、一部の体の不調から心身に悪影響を及ぼすことも少なくないようです。1か所でもしんどいのに、しんどい箇所がどんどん増えていくなんて、辛すぎますよね。
また、「肩や腰の痛みが昔のようにすぐに治らない」「寝ても回復しない」など、痛みが慢性化しているという声も多く寄せられました。確かに、昔のように一晩寝ればHP(ヒットポイント)全回復とはいかなくなっている気がしますよね。考えてみれば、仕事、家事、育児、介護と、タスクはどんどん増えていくのに、「ご自愛」の時間はそれと反比例して削られていくいっぽう。回復が見込めないのも当然といえば当然です。いわば子育て世代女性は、薬草しか持たずに奮闘する戦士のようなもの。誰かに「ベホマ」の呪文でもかけてもらわない限り、HPは日々消耗していくばかりといえるかも。
調子が良いのは年2日だけ⁉ ひざ痛にメンタル不調など身も心もボロボロに…
他にも、みなさんのしんどい状況を嘆くコメントが多く寄せらたので、その一部を紹介します。
・鏡に映った自分の生気のなさ
・家事に追われ、手がシワシワ
・朝起きたとき指が曲がりにくいことがある
・長時間歩くとひざが痛い
・「今日は調子いい!」っていう日が、年に2~3日しかない
・身体は老化をこえた老朽化を感じ、崩壊の予感に不安しかない
・なんとなく明るい気持ちになれない日が増えた
・メンタルが弱くなった気がする
・自身の更年期症状に加え、子供の反抗期と親の介護で心身ともに疲れているからしんどい
・何から何まで辛く感じる
心も体もまさに限界…。みなさん本当にギリギリのところで毎日踏ん張っていることが伝わってきて、泣けてきますよね。そんな彼女たちにかけたくなる言葉は、やはり「ご自愛ください」の一言に尽きます!
■いま、『ここがしんどい/気になる』と感じている体や心の部位を教えてください
・顔の肌/シミ・シワなど(70.8%)
・髪/白髪など(55.4%)
・目(42.3%)
・肩(35.4%)
・腰(33.1%)
・体の肌/乾燥など(32.3%)
・体質/冷え性など(30.0%)
・足/かかとなど(23.8%)
・内臓/胃腸など(22.3%)
・心(21.5%)
・首(16.9%)
・手(9.2%)
・骨(6.9%)
・その他(2.3%)
・特にない(2.3%)
時間がないから自分のことは後回し。「ご自愛」に罪悪感を抱く人も

様々なしんどさを抱え、まさしく「ご自愛」が必要な状況に置かれている子育て世代の女性たち。実際にはどれくらいケアできているのでしょう?「気になる部分に対して、どれくらいケアできていますか?」と聞いたところ、「日常的に意識している(21.5%)」と答えた方はわずか2割ほど。もっとも多かったのは「気になりつつ、できていない(39.2%)」で、「時間があるときだけしている(31.5%)」「まったくできていない(7.7%)」と合わせると78.4%と、約8割の方は満足なケアができていないことが明らかになりました。
ケアができない理由としては、やはり「時間がない(55.7%)」がもっとも多く、次いで「方法がわからない(47.5%)」という声も多く寄せられました。特に、「シミやそばかすが年々濃くなってきていて、化粧ではなかなかカバー出来ない」「コンシーラーで消せば消すほど悪目立ちする気がする」 など、シミ対策に苦戦している方が多数。シミって一度できるとホントに厄介ですよね。
他にも、「経済的に余裕がない(37.7%)」「家族や他人を優先してしまう(36.1%)」「『自分のためだけ』にお金や時間をかけることに罪悪感がある(19.7%)」などの理由から、ケアを躊躇してしまう人も目立ちました。あくまでも家族第一で「ご自愛」は二の次というスタンスには、本当に頭が下がります。
■「ケアできていない」と答えた方にうかがいます。ケアできていない理由を教えてください。
・時間がない(55.7%)
・方法がわからない(47.5%)
・経済的に余裕がない(37.7%)
・家族や他人を優先してしまう(36.1%)
・効果を実感できない(29.5%)
・「自分のためだけ」にお金や時間をかけることに罪悪感がある(19.7%)
・その他(1.6%)
今回のアンケートでは、家族を優先して自分のことは後回しにしてしまう、子育て世代女性の姿が浮き彫りとなりました。家族のために奮闘するのは実に尊いことだとは思いますが、がんばり過ぎてしんどくなってしまうのは、家族の本望ではないはず。例えば、疲れたらマッサージに行ったり、1人カフェでリフレッシュしたりなど、ちょっとした「ご自愛」の時間を持つだけでも、疲れた体や心が少しはリフレッシュできます。ママの笑顔は家族全体をハッピーにしてくれるもの。家族を大切にするのと同様に、自分自身のことももっと大切にしてあげることで、自分も家族ももっとハッピーになれるかもしれません。
文=酒詰明子
Information
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「お肉のギフト券3000円分」」
「8月29日は焼肉の日」。おいしい国産肉をガッツリ食べて暑い夏を乗り切…
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細