食べ慣れたものでストレス軽減! 日常に取り入れたい「ローリングストック法」

災害時は食料品を普段どおりに買うことが難しくなることも…

寝室を安全区域に設定! 地震の揺れを感じたら移動して「もしも」に備えよう/消防レスキュー隊員が教える だれでもできる防災事典
『消防レスキュー隊員が教える だれでもできる防災事典』 4回【全14回】


「いざ、そのとき」のあらゆる災害から命を守る方法を伝授!

いつ降りかかってくるか分からない、自然災害や人災、事故などの被害。そんな「もしも」のときに備えておくべき対処法を教えてくれるのが、元レスキュー隊員で防災アドバイザーのタイチョーさんです。

数々のレスキュー現場で救助してきたレスキュー隊員だからこそ知っている、「災害対応のプロ」ならではの知識やテクニック。そのどれもが、子どもやおばあちゃんなど力が弱い人でも実践できるものばかり!

不測の事態が起こったときも冷静に対処できるように、親子・家族・友人同士みんなで防災意識を高めて備えておきましょう。

※本記事はタイチョー 著、みぞぐちともや イラストの書籍『消防レスキュー隊員が教える だれでもできる防災事典』から一部抜粋・編集しました。


日常生活のなかに「ローリングストック法」を取り入れよう

もしもの備え:「無理なく」備蓄し、使い切り、また備蓄する

食べ慣れたものでストレス軽減!
災害が発生すると食料品の買い占めや物が届かない状況が起こり、食料品を普段どおりに買うことが難しくなります。

そこで、普段から非常食や日用品を少し多めに買って備蓄し、食べて消費したら、また一定量の備蓄を買い足す「ローリングストック法」を取り入れることが大切です。

過去の大災害から、ライフラインの復旧に1週間以上、災害支援物資の到着に3日以上かかることも想定し、普段から食料品を備蓄し、最低3日分は用意しておきましょう。

★ローリングストック法とは

備蓄する、食べる、買い足す「ローリングストック法」

備蓄する
家族の人数×最低3日分、非常食や食べ慣れた食品を備蓄する

食べる
日常的に食べて消費する

買い足す
食べたら1食分を買い足して補充する

★ローリングストック法のポイント

1 備蓄しているものを、古いものから順に普段の生活で消費していく
2 一定量の備蓄をキープする
3 離乳食やミルク、アレルギー対策もする

災害時でも普段食べ慣れている食料品があることでストレス軽減につながります。

★体を壊さないための栄養食を備蓄する

災害発生時はおにぎりやカップラーメンなどの炭水化物ばかりになりやすいため、サバ缶や牛肉缶、フルーツ缶などの缶詰でタンパク質やビタミンを摂取できるようにしましょう。

助かる命を助けるために

日用品(ティッシュペーパー・トイレットペーパー・マスク・乾電池など)も備蓄する

著=タイチョー、イラスト=みぞぐちともや/『消防レスキュー隊員が教える だれでもできる防災事典』

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