心の病や持病の悪化…災害の間接的な被害を避けるために心がけたいこと/だれでもできる防災事典(8)

「いざ、そのとき」のあらゆる災害から命を守る方法を伝授!
いつ降りかかってくるか分からない、自然災害や人災、事故などの被害。そんな「もしも」のときに備えておくべき対処法を教えてくれるのが、元レスキュー隊員で防災アドバイザーのタイチョーさんです。
数々のレスキュー現場で救助してきたレスキュー隊員だからこそ知っている、「災害対応のプロ」ならではの知識やテクニック。そのどれもが、子どもやおばあちゃんなど力が弱い人でも実践できるものばかり!
不測の事態が起こったときも冷静に対処できるように、親子・家族・友人同士みんなで防災意識を高めて備えておきましょう。
※本記事はタイチョー 著、みぞぐちともや イラストの書籍『消防レスキュー隊員が教える だれでもできる防災事典』から一部抜粋・編集しました。
避難生活では「普段どおり」を徹底しよう
避難・被災生活:「避難生活」を快適かつ安全に過ごす方法
災害は間接的な怖さもある
災害は直接的な被害だけでなく、慣れない避難生活による心の病や持病の悪化といった間接的な被害も引き起こします。「災害関連死」とよばれ、災害が発生してしばらく経ってからも多くの方の命を奪っています。
また、大規模災害が発生して社会が混乱すると、被災地の弱みにつけこむ犯罪が発生しやすくなるといわれています。
避難所ではなるべく普段どおりの生活を送れるように全員が協力し、様々な危険やストレスをなくしていきましょう。
★避難所生活で大切なポイント
1 避難所の運営は男性だけでなく、女性も入れて、なるべく全員で運営する意識を持つ
2 カーテンや段ボールなどを活用し、プライバシーを保護する
3 非常用トイレを活用し、清潔で快適、かつ必要な数のトイレを用意する
4 簡易ベッドを活用し、十分な睡眠がとれるようにする
5 赤ちゃんや子ども、おじいちゃんおばあちゃん、障がいを持っている人、病気になっている人を、みんなでサポートできる環境を作る

NG行動
✕玄関に留守の張り紙をする
「○日まで不在にしています」など、だれが見ても「家を留守にしている」と分かってしまうような張り紙をしてはいけません。空き巣被害にあう可能性が高まります。
✕子どもや女性を夜一人にする
「夜に支援物資を届けにいくから」と言って、子どもや女性に夜一人で指定した場所に来させて乱暴をするといった犯罪もあります。決して夜に一人で行動しない・させないように注意しましょう。
助かる命を助けるために
貴重品と防犯ブザーは肌身離さず持ち歩く
著=タイチョー、イラスト=みぞぐちともや/『消防レスキュー隊員が教える だれでもできる防災事典』
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