家計簿が続かない人におすすめ!「レシート○×」家計管理術

#くらし   
レシートは絶対に捨てない!


2018年こそはムダづかいを減らして、お金を貯めたい! そう思っている人は多いはず。でも、家計簿も続かないからなぁ…という人に、買い物時のレシートを取っておくだけでできる家計管理術をご紹介します!

 

「レシート○×」なら使ったお金をジャッジするだけ!


なぜかお金が残らない? それは間違いなく思った以上に使っているから。レシートを1枚ずつ振り返れば、ムダづかいが分かって、使い方が変わります。

 

●STEP1. 毎日、レシートを箱に入れる

適当な箱を1つ用意。毎日、財布からレシートを取り出して、この箱に入れます。クレジットカードで払ったときも、レシートを受け取って箱に入れます。

 

●STEP2. 週に一度、仕分けして集計する

【写真を見る】自己流の費目でOK


週末に箱の中のレシートを出して費目別に分け、それぞれ集計して合計額を付箋にメモ。2週目以降は、その週の合計額とともに、これまでの累計額も計算します。

 

ざっくり分ければOK

・費目にこだわりすぎない

複数の費目があるレシートは金額が大きい費目に入れればOK。

・集計は毎週がベター

レシートをため込むと計算がたいへんなので、1週間ごとに集計する。

・レシート代わりにメモでも

割り勘のお金などはレシートの代わりにメモを入れてもいい。

・自己流の費目でOK

「食費」以外は、お金をたくさん使っている費目を上から3つ(トップ3)、残りは「その他」にまとめても可。外食費は食費に入れません。

 

●STEP3. 月末にレシートを見てチェック

これは○? それとも×だった???


レシートを取り出して、必要な買い物に○、不要だった買い物に×をつけます。食費はむやみに削れないので、金額の多い(=お金を多く使っている)トップ3の費目をチェック。

・例A:文房具店でボールペンやノート、シール、キャラクタータオルなどを購入

同じレシートに必要なもの、不要なもの両方が入っているときは、それぞれに○×をつける。金額の大きなものだけで判断してもOK。ボールペン、ノートに○。シールとキャラクタータオルに×。

・例B:カシミアセーターを購入

買わなくてよかったものは×。上の例は、よく似たセーターが家にあったこと、昼間のストレスで衝動買いしたことから判断して×。

・例C:乾電池を購入

必要なものを買ったときは○。△はつけません。

 

お財布日記をつけて◯×の感度アップ!

買った理由、そのあとの感想などを書き留めて使い方を振り返ると、より◯×の判断がしやすくなります。書くのは週に一度でもOK。

 

●STEP4. ×の合計、○の合計を計算する

×の合計を見てドキッとすることが大事なのね


○のついた金額、×のついた金額を集計してそれぞれ合計額を出します。×の合計額は思ったより多いのでは? 振り返ることで使い方の癖がわかります。

・例:○ 3万2500円 × 2万3000円

○は自分にとって必要な出費。最終的には全部○になるのが目標。○×の判断基準はだんだんするどくなるはず。3カ月は続けてみて!

 

レシート○×を始める人へ


振り返りを続けて使い方上手に!「使い方の癖とムダが分かります」「○の出費か×の出費か直感で判断すること」「3カ月続ければムダづかいが激減します」

レシートチェックで買い物を見直せば、ムダづかいを実感。不要な買い物が減って、だんだん貯蓄体質になるそうです。ぜひ、お試しを!

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Information

教えてくれたのは:八ツ井慶子さん
ファイナンシャルプランナー、「生活マネー相談室」代表。家計に悩む人に寄り添う、分かりやすいアドバイスには定評がある。執筆やテレビ出演などでも活躍中。

イラスト=コルシカ 編集協力=有山典子


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