安くて栄養たっぷりな庶民の味方!「もやし」のことを学ぼう 画像(1/3) もやしは安くておいしい庶民の味方。

大手スーパーなどが、相次いでもやしを値上げしています。もやしの原料である緑豆などの輸入価格が上がるなか、販売価格は下がったままという生産者の苦しい状況への理解を求めるべく、もやし業界はその窮状をホームページなどで訴えてきました。その声がようやく、売り場や私たち消費者に届き始めたようです。

 

実は平安時代から!? もやしの歴史と現状

日本のもやしは、緑豆や大豆、ブラックマッペなどを原料に作られています。豊富な食物繊維やビタミンC、カリウムなどが含まれ、栄養価が高いのに低カロリーで、健康増進に役立つ優秀な野菜です。

平安時代の薬草の本にはすでに「もやし」の名があり、江戸時代には珍味として将軍に献上された記録もあります。明治時代からはもやしを栽培する業者が現れ始め、昭和時代にはスーパーマーケットが増えるとともに、工場で大量生産されて、個別にパックされたもやしが売られるようになりました。

スーパーでは30円台で売られていることも多く、商品によっては10円台のものもあります。これだけ安くできるのは、工場生産で天候の影響を受けずに安定供給できるからです。また、どのお店でも、もやしは安く売られていることも多く、対抗するためにあまり値上げできないという事情もあるようです。

 

これまでが安すぎた! 値上げに理解の声

それでも、もやし業者が悲鳴を上げ、スーパーもついに値上げに踏み切りました。値上げは消費者にとって不利益ですが、ネットでも「それぐらいの値上げでも安いから買う。美味しいし栄養もあるし、あんまり安くて作る人いなくなるんじゃ困る」「50~60円ぐらいでもいいと思います。もやし業者さんにも頑張ってほしいので、この値上げには賛成です」「安すぎて生産者が一方的に泣く構造はウィンウィンの関係とは言えずビジネス自体が長続きしない。今回の値上げの動きは適正と思います」と、理解を示す声が次々と上がっています。

安くて栄養たっぷりな庶民の味方!「もやし」のことを学ぼう 画像(4/3) もやしを適正な価格で購入することが大切。

値上げを機にもやし業者がピンチを脱し、私たちもおいしくて栄養のあるもやしを、継続して食べられるのが理想です。安価なもやしにだけ飛びつくのではなく、ふだんから適正な価格の商品を購入し、もやし業者にエールを送るようにしたいですね。

 

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もやしだから細切りにする手間いらず!

安くて栄養たっぷりな庶民の味方!「もやし」のことを学ぼう 画像(6/3) 【関連レシピ】もやしチンジャオロースー

<材料>(2人分)

もやし…1袋

牛切り落とし肉…100g

下味

・オイスターソース、酒…各大さじ1

・しょうゆ…小さじ1

ピーマン…2個

・サラダ油、塩、こしょう

<作り方>

1.ボウルに牛肉を入れ、下味の材料を加えてよくもんで約10分おく。もやしは目立つひげ根を除く。ピーマンは縦半分に切り、縦細切りにする。

2.フライパンに油大さじ1を熱し、牛肉を入れてさっと炒める。続けてピーマン、もやしの順に加えて炒め合わせ、全体に油がまわったら塩、こしょうで味をととのえる。