野菜を洗剤で洗う!? 「ホールフード」の普及で専用洗剤の需要高まるか
野菜を洗う文化は日本にもあった!?
かつては、日本でも野菜を洗剤で洗う文化がありました。むかしの野菜は泥が付いていることも多く、そこに潜む回虫なども含めて汚れを落とすために、台所用洗剤で洗ってました。
いまでは生産者側がきちんと泥を落とし、洗ってから出荷しているので、洗剤を使う習慣はもはや珍しいものとなっています。
一方、海外では、野菜に残っている残留農薬やワックスを心配して、「洗剤で洗うのが普通」という国も多いです。現に、中国やメキシコなどでは野菜を洗剤で洗っており、野菜専用の洗剤も普及しています。
いま流行り始めている「ホールフード」って?
海外ではいま、野菜を丸ごと食べる「ホールフード」という文化が注目され始めています。その始まりは古く、1980年頃からアメリカで健康的な食事の摂り方として実践され始めました。
というのも、本来なら捨てる野菜の皮と実のあいだには、栄養や旨味がたっぷり含まれているのです。そのため、丸ごと食べれば、食材の栄養を余すことなく吸収できます。
最初に紹介した野菜用洗剤は、こうしたホールフードを実践するうえでも、欠かせない商品となるでしょう。
でも、日本では「わざわざ野菜用洗剤を買うのはちょっと…」と思う方も多いと思います。そんなときは、食器洗い用洗剤を薄めて使うのも1つの方法。
実は、ご家庭で使われている台所用洗剤は、野菜を洗うことも想定した中性タイプがメジャー。洗剤ボトルの注意書きにも、用途として野菜や果物を洗えることが書かれているはずです。

中性洗剤で野菜を洗う際は、初期と違って原液では使わず、水で薄めるといいでしょう。野菜を洗剤で洗えばバクテリアなども除去でき、食材を新鮮にキープすることもできるそうです。
足の速い食材を少し長く保たせたいときに、実践してみてはいかがでしょうか?
【関連レシピ】まるごとポトフ
皮つきの野菜を使うことで、栄養をまるごといただけます。

<材料>(2人分)
牛シチュー用肉(すね肉以外)…200g
にんじん…縦1/2本
じゃがいも…小2個(約200g)
玉ねぎ…1/2個
トマト…小2個(約200g)
塩、粒マスタード
<作り方>
1.にんじん、じゃがいもは皮つきのまま流水でよく洗う。にんじん、玉ねぎは縦半分に切る。
2.牛肉に塩少々をもみ込んで鍋に入れる。1、トマト、水3カップ、塩小さじ1を加え、ふたをして弱めの中火で30~40分煮る。途中、アクが出たら取り除く。
3.器にスープごと盛り、粒マスタード適量を添えて完成。
Information
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細